駅近賃貸は得しかない?7つのメリットと選び方のコツ

駅近賃貸を検討中の方に向けて、単身者やファミリーのライフスタイル別メリットから家賃相場の見極め方・現地チェックのポイント・不動産会社選びのコツまで、失敗しないための賃貸選びをやさしく解説します。

目次

駅近の賃貸って本当に得?知らないと損するメリットまとめ

駅近って何分以内?不動産業界の定義とは?

「駅近」に明確な定義はありませんが、不動産広告では徒歩5分以内の物件を指すことが一般的です。
不動産業界では「不動産の表示に関する公正競争規約」により徒歩1分=道路距離80mとして換算し、距離の端数は切り上げて表示されます。たとえば「徒歩5分」と表示された物件は、実際には400m以内にあるということになります。
この計算は成人が平坦な道を1分間に80m歩く想定で行われており、歩幅や信号待ち・坂道などは反映されません。そのため、実際の所要時間は混雑状況や個人差によって変動することを理解しておきましょう。

駅近賃貸のメリット7選

その1:通勤・通学がとにかくラク!

通勤・通学をラクにしたいなら、駅近物件がおすすめです。とくに夏の暑い日だと短い距離で駅に到着できるため、あまり汗をかかずに電車に乗れるのは大きな魅力でしょう。
もともと徒歩15分の物件に住んでいたのを徒歩5分に変えるだけで、片道10分の時短になります。その分早い電車に乗れば座席を確保しやすくなり、通勤・通学のストレスを軽減できるでしょう。

その2:生活に必要な施設・店舗が充実している

駅周辺は商業施設が集まりやすく、ショッピングモールや飲食店・病院・銀行・ドラッグストアなどといった生活インフラも徒歩圏内にまとまっています。仕事帰りに処方薬を受け取ったり、週末の買い物ついでに銀行ATMを利用したりすることも可能です。
駅近にはコンビニや24時間営業の飲食店も多く、深夜や早朝でも買い物や食事に困りません。とくに生活リズムが不規則な人にとっては大きなメリットといえるでしょう。
駅前にクリニックがあれば「かかりつけ医」として利用しやすく、急な体調不良の際も診てもらいやすくなります。

その3:深夜や早朝でも余分な交通費がかからない

駅まで歩ける距離であれば深夜や早朝にバスやタクシーを使う必要がなく、余計な出費を防げます。
深夜帯(22時~翌5時)のタクシー料金は通常の2割増しになるほか、迎車料金が加算されるエリアもあり、実費負担が大きくなりがちです。駅近物件なら時間帯を気にせず徒歩で移動できるため、無駄な交通費をかけずに済みます。

その4:街灯や交番も多く、防犯面で安心

防犯対策が整っている点は、駅近物件の大きな魅力のひとつといえるでしょう。単身者・ファミリーにかかわらず、駅を利用する人にとって防犯面の安心感は暮らしやすさを支える重要な要素。駅周辺は街灯が多く設置されていて夜道が明るく、駅前には交番があるケースも多いため、犯罪が起きにくい環境が整っています。
駅周辺の店舗を利用する人が集まるため、周囲の目が自然と防犯効果を高めているという副次的効果も期待できます。

その5:災害時のインフラ復旧が早い

国土交通省の都市インフラ白書「都市の施設・インフラについて」によると、駅周辺を中心とした都市開発が進んでいます。災害時には利用者等の避難経路・退避空間としても活用されるため、駅周辺は復旧作業のスピードが他エリアと比べて早いのが特長です。
2020年6月に成立した「エネルギー供給強靭化法」により、停電などの災害が発生した場合も電力の早期復旧を可能にする仕組みが全国的に整備されました。これは駅近エリアに限定された措置ではないものの、インフラが集中する地域ほどその恩恵を受けやすいといえるでしょう。

※参照元:国土交通省「都市の施設・インフラについて」
※参照元:資源エネルギー庁「第4節 エネルギーレジリエンスの強化」

その6:天候の影響を受けにくい

駅までの距離が短ければ、悪天候の日でも通勤・通学への影響を最小限に抑えられます。地下通路や屋根付きのアーケードが整備されている駅周辺であれば、ほとんど傘を使わずに移動可能。雨の日でも服や靴が濡れにくいので、通勤先・通学先で快適に過ごせる点は大きなメリットです。

その7:時間にゆとりができて生活満足度UP

駅近物件なら通勤・通学にかかる時間が短くなり、その分自由に使える時間が増えます。朝は余裕をもって身支度ができ、夜は短時間で自宅に着くので疲れにくいのは大きな魅力です。こうした環境は趣味や家族との時間を楽しむゆとりを与えてくれるでしょう。
今よりも毎日20分を時短できるなら、平日240日とすると年間80時間の余裕が生まれます。毎日のちょっとした学習時間に活用すれば副業やスキルアップにつながり、将来の選択肢が広がるでしょう。

駅近賃貸のデメリットは?

家賃は高めになりやすい

駅近物件は利便性が高く需要も集中するため、同じ広さや間取りでも郊外の物件に比べて家賃が割高になる傾向があります。とくに築年数が浅く設備が充実している物件では、その傾向がさらに顕著です。物件選びの際には家賃と生活費全体とのバランスを慎重に見極めましょう。
ただし、通勤・通学時間の短縮や交通費の節約、天候の影響によるストレスの軽減といった利点を考慮すると、長期的にはコストパフォーマンスが高い選択となる場合もあります。利便性を優先するか予算内でのゆとりを重視するか、自分のライフスタイルに合わせて判断することが大切です。

立地的に騒音が気になる

駅近物件は利便性が高い反面、騒音のリスクがあることも忘れてはいけません。電車の走行音や駅前・商業施設からの音声など、時間帯によっては生活に影響を及ぼすケースがあります。
内見の際には窓を開けて音の大きさを確認し、できれば朝・夜など時間帯を変えて現地を訪れて確認してください。防音性能の高い窓や間取りの工夫によってある程度軽減している物件もあるため、建物の仕様も併せてチェックしましょう。

隣の建物が近く圧迫感がある

駅周辺は立地が良いため建物が密集しており、建ぺい率の上限いっぱいまで活用して建てられているビルも多く見られます。隣接する建物との距離が近い賃貸では、窓を開けた際に目の前がすぐ壁だったり視界が遮られたりと、圧迫感を覚えるケースもあるでしょう。建物の配置によっては日当たりや風通しが悪化して室内が外から見えやすくなるなど、眺望やプライバシーに影響が及ぶこともあります。
とくに日中の日差しや朝の明るさを重視する人にとって、採光は物件選びの重要なポイントです。内見時には実際に窓を開けて視界や部屋の明るさを確認しましょう。

駅近賃貸はこんな人におすすめ!ライフスタイル別に解説

単身者で駅近が向いているケース

通勤や通学にかかる時間をできるだけ短縮したい単身者にとって、駅近の賃貸は非常に利便性の高い選択です。
睡眠時間や朝の支度に時間を確保したい方なら、駅に近ければ近いほど余裕が生まれます。帰宅が23時以降になるような忙しい生活を送っている方でも、駅からすぐに自宅へ帰れる環境で疲労感や不安が軽減されるでしょう。
外食やテイクアウトが中心の方には、駅前に充実した飲食店やコンビニがある環境がありがたいものです。「平日はほとんど自炊せず、夜11時過ぎにコンビニで買って帰る」という生活スタイルの方にとって、駅近は日々のストレス軽減に直結します。とくに駅周辺の明るさや人通りの多さは、夜間の防犯面でもプラスとなるでしょう。
一方で、外出の頻度が少なく在宅中心の方や静かな環境を重視する方には、駅近物件はあまり向いていないかもしれません。駅周辺は交通量や人通りが多く時間帯によっては騒音が気になるため、落ち着いた暮らしを求める方にも向いていないと言えるでしょう。

ファミリー層で駅近が向いているケース

共働き家庭が駅近物件に住むと、朝は夫婦が交代で子どもを保育園に送り、そのまま駅から電車に乗って通勤するような生活スタイルが可能です。また、駅の周辺に保育施設や病院・スーパーなどがそろっていれば、子育て中の急な用事や体調不良にも柔軟に対応できます。
一方で、ファミリーにとっては物件の広さや静けさも重要なポイント。子どもが室内でのびのびと遊べるスペースが確保できなかったり駅近特有の騒音が気になったりといった点から、駅から少し離れた閑静な住宅地の方が向いているケースもあります。
予算面でも駅近はやや割高になる傾向があるため、家計とのバランスを考慮する必要があります。

駅近賃貸のメリットを活かす!失敗しない選び方のガイド

賃貸物件選びは「優先順位」がカギ

駅近物件は需要が高く選択肢が限られるため、物件を選ぶ際には優先順位がカギとなります。
まず、家賃上限や間取り・2階以上の条件・バストイレ別など、絶対に外せないポイントをリストアップしてください。駅近の利便性と引き換えに妥協できる部分も整理しておけば、物件探しがスムーズになるでしょう。
内見で迷わないためには、事前に条件の優先度を決めておくと判断しやすくなります。点数をつけて比較する方法もおすすめです。

駅の便利さ・将来性もチェック

物件選びでは周辺環境に目が向きがちですが、利用する駅の利便性や将来の発展性もあわせて確認しておくことが大切です。
主要駅への乗り換え回数や終電時刻・路線の本数などを調べ、実際の通勤・通学での使い勝手を想定しましょう。もし駅周辺の再開発計画や新しい路線が開通する予定があるなら、将来的に生活がより便利になり、住環境の改善にもつながる可能性があります。
一方で、工事期間中の騒音や交通規制が気になるところです。駅周辺の開発が長期間になる場合は、どの程度まで許容できるかをしっかり検討しましょう。

駅近エリアの相場を知っておく

駅近物件は利便性の高さから家賃が上がりやすいため、相場を把握しておくことが適正価格の見極めにつながります。入居を検討する前に、同じ駅徒歩圏内で似たような間取り・築年数・設備を持つ物件を複数見比べ、エリアごとの平均的な家賃水準を確認しておくと安心です。
相場より明らかに高い物件はもちろん注意が必要ですが、逆に相場よりも大幅に安い物件も慎重にチェックしましょう。築年数が極端に古い・周辺環境に問題がある・建物の劣化が進んでいる…といった可能性があります。
そうしたリスクを避けるためにも、対象物件と駅近エリアの相場を比較しながら家賃と住環境のバランスが取れた物件を選ぶことが大切です。

駅近物件は現地の「空気」をチェック

駅近の物件を選ぶ際は実際に現地へ足を運び、時間帯ごとの雰囲気を確認するのがおすすめです。
朝夕の通勤ラッシュや夜間の繁華街の騒がしさなど、時間帯によって街の印象は大きく変わります。昼は静かでも夜になると飲食店からの音や人通りが増えるエリアもあるため、住んでからギャップに驚くケースも少なくありません。
可能であれば朝・昼・夜の異なる時間帯に現地を訪れ、電車の走行音や深夜の騒音・人の流れなどを自分の感覚で確認しておくと安心です。難しいなら最低でも夜の様子は一度見ておくことをおすすめします。
また、自分では見に行けない時間帯の状況については、不動産会社に「夜間の音は気になりますか?」「このエリアは週末になると人が増えますか?」など、できるだけ具体的に質問して確認しておくとよいでしょう。

駅近賃貸を失敗せず選ぶには不動産会社選びも重要

駅近物件を自分のライフスタイルに合った形で選ぶためには、信頼できる不動産会社をパートナーにすることが大切です。数ある物件の中から利便性だけでなく防犯性や住み心地まで総合的に見極めて提案してくれる存在があれば、選択の質が格段に高まります。

当サイト・テクトピアは沿線や駅を起点に検索できるシステムが整っており、希望のエリアに絞って駅近物件を効率よく検索することが可能です。条件を明確にしやすいため、「駅から徒歩5分以内」「築浅」「セキュリティ設備あり」といったニーズにもしっかりお応えします。
さらに、テクトピアの自社物件はデジタルロックを標準装備しており、防犯対策の面でも安心です。オートロックや監視カメラの設置など、女性の一人暮らしやセキュリティを重視する方にも配慮。加えて入居後も24時間対応のサポート体制が用意されており、トラブルや困りごとにも迅速に対応してもらえる点も安心材料のひとつです。

安心して新生活を始められるよう、物件選びだけでなく「どこに相談するか」にもこだわってみましょう。駅近賃貸を検討する際は、ぜひテクトピアの物件情報をご覧ください。

★テクトピアで「沿線」から物件を検索してみる>>

テックとピア

監修者名

テクトピア編集部

資格一覧

宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、賃貸住宅メンテナンス主任者、
少額短期保険募集人、土地活用プランナー

あわせて読みたい

新着記事

お部屋探しの人気記事

引越し~入居の人気記事

暮らしのコツの人気記事