【2025年】一人暮らしのガス代を節約術で徹底解説!平均相場と対策

プロパンガスと都市ガスは、料金体系がかなり違います。 プロパンガスは「基本料金」と「使った分にかかる従量料金」が別々になっていて、都市ガスよりも単価が高めになりがち。 一方で都市ガスは、プロパンガスに比べると基本料金が低く、従量料金も安めという特徴があります。

目次

プロパンガスと都市ガスの料金比較

プロパンガスと都市ガスは、料金体系がかなり違います。
プロパンガスは「基本料金」と「使った分にかかる従量料金」が別々になっていて、都市ガスよりも単価が高めになりがち。
一方で都市ガスは、プロパンガスに比べると基本料金が低く、従量料金も安めという特徴があります。

【プロパンガス】

基本料金使用量5m3使用量10m3使用量20m3使用量50m3
1,908円5,300円8,633円15,079円33,261円

※参照元:石油情報センター
https://oil-info.ieej.or.jp/price/price_ippan_lp_maitsuki.html

【都市ガス】

20m3まで80m3まで200m3まで500m3まで800m3まで
759円1,056円1,232円1,892円6,292円

※参照元:東京ガス
https://reception.tokyo-gas.co.jp/ryokin/?tik=1&_gl=18pxvi6_gcl_au*NzE2NzE2MzMwLjE3NDQ4NzYzMDk

プロパンガスは、基本料金だけでもそこそこ高く、使えば使うほどさらに従量料金がかさんでいきます。
上の例だと、20m³使用した時点で15,000円を超えています。
都市ガスは、プロパンガスと比べると基本料金が抑えられていますし、使用量がそれほど多くない家庭であれば月々のガス代を安く抑えられます。

また、2024年の家計調査のデータからは、地域によってガス料金に違いがあることがわかります。

【地域別ガス料金】

地域ガス料金(円)
全国平均3,056円
大都市3,057円
中都市3,313円
小都市・町村2,804円
北海道・東北地方3,566円
関東地方3,074円
北陸・東海地方2,877円
近畿地方3,076円
中国・四国地方2,790円
九州・沖縄地方2,883円

※参照元:政府統計の総合窓口(e-Stat)┃家計調査(2024年)
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200561&tstat=000000330001&cycle=7&year=20240&month=0&tclass1=000000330001&tclass2=000000330022&tclass3=000000330023&result_back=1&cycle_facet=tclass1&tclass4val=0

2024年の家計調査によると、

・全国平均のガス料金は約3,056円
・最も高い地域が北海道・東北地方で3,566円
・最も安い地域が中国・四国地方で2,790円

都市の規模で見ると、大都市や中都市は比較的高めで、小都市や町村は安めの傾向。
つまり、ガス料金は都市ガスかプロパンガスかによっての料金差があるだけでなく、住んでいる地域によっても料金が変動するということがわかります。

プロパンガスの料金システム

プロパンガスの料金は「基本料金」と、使った分だけ加算される「従量料金」の二段構え。
使用量が少なくても基本料金はかかるため、少量でも割高に感じやすいです。
また、プロパンガスの価格が高くなりがちな理由は主に以下の3つです。

・各家庭まで個別にボンベで届ける供給体制でコストがかかる
・配送時の運搬コストが高く、特に山間部や離島では割高になりがち
・料金が自由に設定できる自由料金制で、業者間の競争が働きにくい

都市ガスの料金体系

区分東京ガス基本料金単位料金東邦ガス基本料金単位料金大阪ガス基本料金単位料金
A0〜20㎥759145.310〜20㎥759210.520〜20㎥759174.81
B20㎥超〜80㎥1056130.4620㎥超〜50㎥1588.88169.0320㎥超〜50㎥1364.81144.52
C80㎥超〜200㎥1232128.2650㎥超〜100㎥1833.33164.1450㎥超〜100㎥1635.74139.1
D200㎥超〜500㎥1892124.96100㎥超〜250㎥2077.77161.7100㎥超〜200㎥2074.72134.71
E500㎥超〜800㎥6292116.16250㎥超〜500㎥2648.14159.41200㎥超〜350㎥3506.75127.55
F800㎥超12452108.46500㎥超7109.25150.49350㎥超〜500㎥3834.94126.62
G500㎥超〜1000㎥6981.94120.32
H1000㎥超7307.87120

都市ガス大手3社の料金表を見ると、都市ガスは「基本料金」と「従量料金」の2つで構成されているのが特徴。
基本料金は使用量にかかわらず毎月一定額がかかるもので、契約しているガスの使用量区分によって金額が変わります。
一方、従量料金は使ったガスの量(㎥)に応じて発生する部分で、こちらも使用量に応じて段階的に単価が変動します。
なお、都市ガスの料金は、世界的なエネルギー価格の高騰や円安、国際的な供給不足の影響を受けて値上がりの傾向。
2024年8月から10月まであった政府の補助金が終了したことも値上げの一因となっています。

※参照元
東京ガス
https://reception.tokyo-gas.co.jp/ryokin/?_gl=11a6k639_gcl_au*NzE2NzE2MzMwLjE3NDQ4NzYzMDk.

大阪ガス
https://home.osakagas.co.jp/energy/gas/general_rate/

東邦ガス
https://www.tohogas.co.jp/home-n/gas/monthly/__icsFiles/afieldfile/2025/03/28/KATEIYO.pdf

冬の電気代の平均相場・世帯別一覧

世帯人数別の冬の電気代平均

電気代節約の具体的な方法

電気代を抑えるには、日々のちょっとした工夫がかなり効果を発揮します。
ここでは、誰でもすぐに取り組める具体的な節約法を紹介します。

・アンペア数を見直す
東京電力などの地域では、契約アンペア数によって「基本料金」が設定されています。
アンペア契約の場合に限るが、基本料金が下がるケースがあります。
ただし、電子レンジ・ドライヤー・エアコンなどを同時に使う家庭は、アンペアを下げすぎるとブレーカーが落ちやすくなるので要注意です。
家族構成や使用家電の傾向を見て、無理のない範囲での見直しがポイントです。

・エアコンの設定温度を調整する
冷暖房の使用時は設定温度に意識を向けるだけで違いが出ます。
特に冬場の暖房では、設定温度を1℃下げるだけで電気代が約10%節約できるといわれています。
また、夏の冷房では26~28℃を目安に設定し、サーキュレーターや扇風機を併用することで、体感温度を下げつつエアコンの稼働を抑えられます。

・待機電力をカットする
家電は「使っていない時」でも電気を消費しています。これがいわゆる「待機電力」。
特にテレビや電子レンジなどは、コンセントに繋いでいるだけで電力を使い続けるものが多く、家全体で見ると年間数千円のロスになっている可能性も。
使わないときは電源タップごとオフにする、もしくは節電機能付きのタップを導入することで、無駄な電力を抑えられます。

参考として、冬場によく使う暖房器具の電気代は以下のとおりです。

【暖房器具の電気代比較表】

暖房器具消費電力(一例)電気代の目安(1時間)
エアコン(暖房)300~3000W10.92~109.2円
ホットカーペット200~500W7.28〜18.2円
こたつ80~160W2.91円〜5.82円

※キロワットアワー(消費電力量)×電気料金単価31円(1時間あたり)
※参考
https://www.nojima.co.jp/support/koneta/51342/

暖房器具の賢い使い方

種類目安温度節約効果
エアコン20℃年間約1,650円
電気カーペット年間約5,770円
電気こたつ年間約1,520円

※参照元:資源エネルギー庁ウェブサイト
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/airconditioning/index.html

部屋全体を温めたい場合は、エアコンが最も効率が良いです。
エアコンは設定温度が1℃下がるごとに消費電力が減る傾向があるため、無理しすぎる必要はありませんが温度は20℃ほどを目安にしたいところ。
電気カーペットは床から直接暖かさを感じられるため、部分的な暖房として効率的です。
電気代が気になるときは、「強」ではなく「中」設定で使うことで、電力消費を控えめにできます。
下半身が温まりやすいこたつも、「強」よりも「中」のほうが電気代は抑えられます。
他にも、こたつ布団を厚めのものにするというのも熱が逃げにくいので工夫として取り入れても良いでしょう。

断熱対策による節約術

断熱対策は、冷暖房効率を高めて光熱費を抑えるのに効果的です。
熱の出入りが大きい窓は、二重窓や断熱フィルムの貼付、厚手のカーテンを使うことで外気の影響を抑えられます。
ドアは、隙間テープで密閉性を高めるのがポイント。玄関ドアには断熱性能の高いタイプへの交換も効果的です。
壁はDIYが難しいですが、内窓の設置や断熱ボードを活用すれば改善できます。
床には断熱マットを敷くと、足元からの冷えを軽減できます。
こうした対策を組み合わせることで、エアコンの使用を抑えられ、年間を通して節約につながります。

よくある質問

Q:冬の電気代はどれくらいかかる?
A:総務省の家計調査によると、2024年1〜3月の冬の電気代は、全世帯平均で10,974円。
一人暮らしは約7,150円と抑えめですが、世帯人数が増えるにつれて電気代も上がり、6人家族では約2万円近くに。
特に冬はエアコンや電気ストーブ、こたつなど暖房器具の使用が増えるうえ、日照時間が短く照明の使用時間も長くなるため、年間でも電気代が高くなりやすい時期。
家族の人数が多い家庭ほど、複数の部屋で同時に暖房を使うこともあり、光熱費全体がぐっと上がる傾向にあるようです。

平均1人2人3人4人5人6人
10,974円7,150円12,044円13,762円14,092円16,305円19,972円

※参照元:政府統計の総合窓口(e-Stat)┃家計調査(2024年 1~3月期)
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&stat_infid=000040179963

Q:一番電気代がかかっている地域は?
A:総務省の家系調査によると、2022年4月~2024年の電気代平均の上位5地域は表のとおり。
このデータからわかるように、福井市が最も電気代の平均が高く、月額21,0115円となっています。
続いて富山市(20,1088円)、松江市(19,7936円)と続き、全体的に北陸・山陰地方の都市が上位に並んでいるのが特徴。
寒冷地で暖房使用が多くなることや、電気料金プランの地域差などが影響している可能性が考えられます。

地域差電気代
福井市21,0115円
富山市20,1088円
松江市19,7936円
山形市19,0800円
金沢市19,0230円

※参照元:総務省統計局┃家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市(※)ランキング(2022年(令和4年)~2024年(令和6年)平均)┃食料以外
https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html

まとめ

ガスの料金は、使うエネルギーの種類や地域で大きく差が出ます。
プロパンガスは配送コストが高く、自由料金制の影響もあって割高。
対して都市ガスは基本料金・従量料金の体系をとっていて、大都市は比較的高めで、小都市や町村は安めな傾向。
また、電気代は冬に跳ね上がりやすく、世帯人数が多いほど負担も増加します。
暖房器具の使い方や設定温度を工夫するだけでも節約効果は大きく、断熱対策と合わせればさらに効率的。
日々の暮らしに合った方法で、ムリなく賢く光熱費を抑えていきましょう。

テックとピア

監修者名

テクトピア編集部

資格一覧

宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、賃貸住宅メンテナンス主任者、
少額短期保険募集人、土地活用プランナー

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