賃貸契約のよくあるトラブル!対処法とセットで解説

賃貸の契約時によくあるトラブル事例とその対策を紹介します。音漏れがしにくく、住み心地のよい賃貸住宅をお探しの方は必見です。

目次

賃貸物件で起こるトラブルとは

賃貸物件で発生する問題には、不動産業者との契約に関するものと住民同士のトラブルがあります。快適に暮らすために、賃貸物件で起こりうるトラブルを把握し対策を講じましょう。

契約関連のトラブルと対処法

契約内容や重要事項説明の不足

契約内容や重要事項の説明を十分に受けていなかったことが原因で起きるトラブルがあります。
例えば、「退去希望日の1週間前に退去の申告をしたが、申告後から1か月分の家賃を払わなければならなかった」といったケースです。退去に関する契約内容を十分に確認していなかったために、追加の家賃を負担する結果となりました。
不動産業者は、顧客と対面で契約内容や重要事項を説明することが宅地建物取引業法で義務付けられています。契約前に疑問点があれば、納得できるまで説明を求めるようにしましょう。

※参照:国土交通省「重要事項説明・書面交付制度の概要 」
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/content/001477450.pdf

更新・解約条件での認識のズレ

賃貸契約書の内容をよく把握していなかったことが原因で、更新時にトラブルが発生するケースがあります。
例えば「更新料は発生しない」と考えていたところ、入居から2年が経過したタイミングで管理会社から更新料の請求書が届いたケースなどがよくある事例です。賃貸契約書の内容を十分に確認していなかったために、更新料が発生することを把握していなかったのです。
更新料の有無や金額については、賃貸契約書に明記されています。入居後のさまざまなトラブルを回避するために、契約する時点で賃貸契約書を熟読しましょう。

お金に関するトラブルと対処法

家賃滞納

家賃の滞納は、起こりやすくかつ深刻化しやすいトラブルのひとつです。
家賃の滞納は、たとえ1か月であっても避けましょう。1回の滞納で直ちに退去を求められるわけではありません。しかし、3か月以上にわたって家賃の支払いが滞ると、契約解除や強制退去に至る可能性があります。
住居を失うだけでなく、未納分について大家から訴訟を起こされるケースもあるため、早期の対応が必要です。家賃の支払いが難しくなったら早めに大家さんや管理会社に相談し、公的支援制度を利用する方法も検討しましょう。

突然の値上げ請求

土地や建物の税金が上がった時や周辺の類似物件と比べて家賃相場が安い場合に値上がりするケースがあります。
賃貸物件の家賃は法律上では値上げも値下げも認められていますが、両者の合意が必要です。値上げを断ることもできますが、大家さんの言い分も聞き、断固として拒否するような態度は控えましょう。
値上げ幅を小さくしてもらうよう交渉するか、他の物件へ引っ越すという選択肢もあります。

設備や修繕に関するトラブルと対処法

修理対応が遅い

住宅設備が故障した場合、原則として修理の責任は大家さんにあります。民法第606条では、建物および設備の修繕義務は貸主にあると明記されており、入居者が修理を依頼し費用を請求することが可能です。
しかし、修理費用を準備できない、あるいは大家さんが自らの修繕義務を正しく認識していないといった理由から、対応が遅れるケースもあります。
エアコンや給湯器などの設備に不具合が発生したにもかかわらず対応がなされない場合には、管理会社への再依頼に加え、消費者センターや国民生活センターへ相談しましょう。

※参照元:e-GOV法令検索「民法第六百六条」https://laws.e-gov.go.jp/law/129AC0000000089#Mp-Pa_3-Ch_2-Se_7-Ss_2-At_606

修理費用の負担範囲

エアコンや給湯器などの設備が故障した際の修理費用については、入居者と大家さんのどちらが負担するのかをあらかじめ契約内容で確認しておくことが重要です。
通常、設備の修理費用は大家さんが負担することになっていますが、入居者が故意や過失で破損させた場合に費用を負担するのは入居者となります。
賃貸契約書や重要事項説明書を熟読し、修理費用の負担範囲をよく把握しておきましょう。

騒音・生活マナーのトラブルと対処法

隣人や上下階の騒音

普通に生活しているつもりでも、足音やテレビの音声・話し声・ドアの開閉音が隣の部屋に伝わる場合があります。
周りの住人への配慮がない、あるいは隣人へ騒音が伝わっていることに気付いていないことが原因です。このような時は管理会社や大家さんに相談し、対応してもらいましょう。
騒音のトラブルを未然に防ぐためには、防音性の高い物件を選ぶのがおすすめです。内見時に騒音が聞こえないかを確認しましょう。

ゴミ出しのルール違反

ゴミを出す曜日や時間帯が守られないと、収集ができずに放置され、カラスに荒らされるケースも。ゴミが散乱していたら、すぐに管理会社や大家さんに連絡をしましょう。
ゴミ集積場が密閉型の物件を選ぶのも対策のひとつです。密閉型ならカラスに荒らされず臭いも抑えられます。
トラブルを避けるため、自らも違反しないように心掛けましょう。

退去時のトラブルと対処法

原状回復の範囲

賃貸借契約では、入居者には退去時に原状回復を行う義務があります。不注意による傷や清掃を怠ったことによる汚れなどがある場合には、入居者が修繕費用を負担しなければなりません。
一方で、経年劣化と通常損耗については大家さんが修繕費用を負担します。壁の日焼けによる変色や、画鋲の穴は通常損耗の範囲です。
判定基準がわかっていないと、どちらが費用負担をするかでトラブルになる可能性があります。原状回復の条件については、契約締結時に当事者同士でよく確認しましょう。

※参照元:(pdf)国交省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」

敷金が返ってこない

敷金は入居の際に大家さんに預けるお金で、将来退去する際に原状回復の費用に充てます。退去時には、預けていた敷金から修繕費が差し引かれ、残額が返還されるのが一般的です。
修繕費の内容に疑問がある場合は、内訳の提示を求めたり内容証明郵便を利用したりして、敷金の返還を正式に請求しましょう。

賃貸契約のトラブルは不動産会社選びで解決できる

物件の品質が高く、管理体制がしっかりしている不動産会社なら信頼して任せられます。チェックすべきポイントをご紹介しましょう。

トラブルが起きにくい物件とは

音漏れがしにくい構造である

鉄筋コンクリート造(RC造)は素材が硬く音を跳ね返すため、音漏れしづらい建築法です。
骨組みとなる鉄筋の周囲に型枠を設置し、そこにコンクリートを流し込んで固める構造のため、躯体に隙間が生じにくいのが特長です。構造上の密閉性が高いため、優れた防音性能を発揮します。また、木造や鉄骨造と比較して空気の振動による音の伝播を抑えるのも特長のひとつです。
RC造は堅牢性や耐震性、耐火性の点でも優れています。
圧縮に強いコンクリートと引っ張りに強度を持つ鉄筋の特性が組み合わさることで、鉄筋コンクリートは曲げの力にも強い構造です。それぞれの特性が互いに補完し合うことで、堅牢性と耐震性を兼ね備えることができます。
RC造は全体の重量を面で支えるため、建物にかかる負荷が分散し地震の揺れによる損傷を抑えられるのも特長です。また、鉄筋を不燃材料のコンクリートで覆うことで高い耐火性能を持ち、建築基準法では「耐火建築物」となります。
鉄筋とコンクリートはどちらも燃えにくい材質であるため、鉄骨造や木造と比べ火災に強い建物であるといえるでしょう。
さらに、鉄は酸化しやすい性質を持ちますが、アルカリ性のコンクリートに覆われていることで錆が発生しにくくなります。鉄筋を腐食から守ることができるため、RC造は耐久性にも優れた構造です。
法定耐用年数は鉄骨造が34年、木造が22年とされる中で、鉄筋コンクリート造は47年に設定され、評価が高い建築物といえます。

※参照元:(pdf)国税庁「主な減価償却資産の耐用年数表」

管理体制がしっかりしている

お部屋探しなら、株式会社クラストの不動産賃貸課「テクトピア」にお任せください。

テクトピアでは、豊富な物件情報と専門知識を持つスタッフがあなたの理想のお部屋探しをサポート。RC造の物件に関する豊富な情報を提供しており、防音性や耐震性を重視した物件選びができます。
東京・神奈川・千葉・埼玉・静岡・愛知・三重・大阪・兵庫に管理物件3万件を保有し、各地で厚い信頼を集める不動産会社です。
関東・中部・近畿地方に22支店を展開し、エリアごとに細やかなサービスをご提供。入居者様からの問合せや入退室管理、建物の管理まですべてに対応しています。
共同住宅管理のプロが、24時間体制で入居者様をサポート。安心して物件を探せる・探してもらえるテクトピアをぜひチェックしてみてください。

テクトピアでテーマ別賃貸物件情報を見てみる>>

テックとピア

監修者名

テクトピア編集部

資格一覧

宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、賃貸住宅メンテナンス主任者、
少額短期保険募集人、土地活用プランナー

あわせて読みたい

新着記事

お部屋探しの人気記事

引越し~入居の人気記事

暮らしのコツの人気記事