一人暮らしの引越し費用はどれくらい?目安を紹介

一人暮らしで引越しをすると、どの程度費用がかかるでしょうか。引越し代がどう決まるのか、引越し代以外の転居に関わる費用についても解説します。

目次

一人暮らしの引越し費用相場

国土交通省関東運輸局が出しているモデルケースによると、移動距離が100km程度(例・東京〜宇都宮間)の場合、一人暮らしであれば50,000円〜60,000円かかることがわかりました。
この例では2トントラックを1台使用、運転手・作業補助者各1名で作業時間は8時間以内。大物類の荷造り・荷解き及び搬出・搬入が主な作業です。
単身者向けに荷物の上限を定めた割安なプランを用意している引越し会社もあり、モデルケースの金額よりも安価で引っ越せる事例は数多くあります。荷物が少ない引越しなら、コンテナ便や積み合わせ便を利用すれば費用を節約できるでしょう。

※参照元:国土交通省関東運輸曲「引越しのモデル運賃・料金」
https://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/jidou_koutu/kamotu/arekore/model.htm

時期によって違う引越し費用の平均費用

いつ引っ越すかによって大きく異なるのが引越し費用です。時期以外が同じ条件でも、繁忙期と通常期では数万円の差が出ることも。引越し時期が選べるのであれば、通常期を狙ったスケジュール調整がおすすめです。

通常期(5月〜1月)

通常期とはおおよそ5月から翌年1月までの期間を指します。進学や転勤などが集中する3〜4月の繁忙期に比べて引越し業者の予約が取りやすく、料金も比較的安価に設定される傾向が特長のひとつです。
引越し費用の相場を見てみると、15km未満の近距離(同一市区町村内程度)の場合、荷物が少ないケースでは平均46,109円、荷物が多い場合でも約59,969円が目安となります(※1)。
通常期は物件の入れ替わりも穏やかで、選べる物件の幅が広がるという利点も。とくに時期にこだわりのない方であれば、このタイミングを選べば物件探しも引越し手配もスムーズに進めやすく、トータルコストの圧縮にもつながります。
ただし、通常期であっても連休や土日祝日は需要が高まるため、平日よりも料金が高くなる傾向があるので注意が必要です。

繁忙期(2月~4月)

2月から4月にかけては、引越し業界にとって最も混み合う「繁忙期」とされます。とくに3月〜4月は入学・卒業、就職や転勤が重なるため全国的に引越しの需要が急増し、それに伴い費用も高騰する傾向が顕著です。
実際の費用相場を見てみると、15km未満の近距離で荷物が少ないケースでは平均56,438円、荷物が多い場合は80,538円が目安といえます(※2)。

※1・2 参照元:CDエナジー「1人暮らしの引越し費用相場」

同じ条件であっても、通常期に比べて約1万円以上の差が出ることも珍しくありません。どうしてもこの時期に引越しをしなければならない場合は、日程や時間帯の選び方でコストカットを図りましょう。ピークを挟んだ2月前半や4月下旬・月初の平日などは比較的予約が取りやすく、料金もやや落ち着く傾向が見られます。

引越し費用の内訳

引越し費用は「基本料金」と「オプション料金」の2つに大きく分けられます。それぞれの内訳を知っておけば見積もり内容を正しく理解でき、無駄な費用を見直したり必要に応じて価格交渉をしたりしやすくなります。

基本料金

引越しの「基本料金」は、トラックの種類やスタッフの人数・移動距離・移動時間、さらに搬出・搬入の所要時間など、さまざまな要素で決まってきます。これらの仕組みを知っておくと見積もりの中身がより明確になり、費用の妥当性を判断できるでしょう。
一人暮らしの引越しでよく使われるのは「軽トラック」または「2トンショートトラック」です。軽トラックは積載量が少ないため基本料金が抑えられますが、荷物が多い場合は2トン車が必要になることもあります。こうしたトラックの種類によって費用が変わるため、荷物の量を正確に伝えることが大切です。
また、作業に関わるスタッフの人数も費用に影響します。一人暮らしの場合は運転手を含めて2人で対応することが一般的ですが、荷物が多かったり階段での運び出しが多かったりすれば、スタッフが3人になることも。人員が増えればその分の人件費が加算されるため、基本料金は高くなります。
引越し先までの移動距離も、料金に大きく関わるポイントです。国土交通省の「引越料金のしくみ」によれば、移動距離が100km以内であれば「時間制」で、作業にかかった時間によって基本料金が決まります。一方、100kmを超える引越しは「距離制」となり、移動距離そのものを元に料金が算出されます。
さらに、荷物の搬出・搬入にかかる時間も見逃せません。旧居・新居ともに建物の階数やエレベーターの有無、道幅やトラックの停車位置などによって作業効率が変わります。作業時間が長引けばその分料金が上乗せされるため、現地確認をしてもらうとより正確な見積もりを出してもらえるでしょう。

※参照元:国土交通省「引越料金のしくみ」
https://wwwtb.mlit.go.jp/kinki/hikosi/ryoukin.html

オプション料金

引越し費用のうち、「オプション料金」として扱われるサービスには注意が必要です。見積もりには含まれないケースがほとんどなので、必要なサービスをしてもらえるか事前確認で漏れを防ぎましょう。
万が一の破損や事故に備えて任意で加入する運送保険の保険料は、基本料金には含まれずオプション扱いに。エアコンの取り外し・取り付けや、テレビ・洗濯機といった家電製品の配線作業、不用品の引き取りといったサービスも追加料金が発生します。

引越し費用を安く抑えるには

見積もりは複数取る

引越しの見積もりを依頼する際は、必ず複数の業者に依頼して「相見積もり」を取るようにしましょう。そして、その旨を各業者にきちんと伝えることがポイントです。
相見積もりの効果は費用の相場を把握できるだけではありません。業者側の競合意識が高まり、値引きの提案やサービスの追加など、よりよい条件を引き出せるきっかけになります。とくに繁忙期などは業者によって価格にばらつきが出やすいため、比較検討することが結果的に大きな節約につながるでしょう。
無理な交渉をする必要はありませんが、誠実に比較していることを伝えたうえで見積もり内容を冷静に見極めることが、納得のいく引越しにつながります。

プランを使いわける

荷物が少ない一人暮らしであれば、トラック1台・スタッフ2人だけで対応するコンパクトなプランが適していることが多く、料金も比較的抑えられます。一方、家族全員での引越しや荷物の搬出入に時間がかかるようなケースでは、時間に余裕をもったプランやスタッフの多いプランが安心です。
また、午後や夕方など時間帯を業者に任せる「フリー便」や平日限定の割安プランなど、費用を抑えたい人向けの選択肢も用意されています。事前に業者へ引越しの詳細を伝えることで、条件に合った最適なプランを提案してもらえるはずです。

荷造りや梱包を自分で行う

引越しの費用を少しでも抑えたい場合は、運搬前の荷造りや梱包を自分で行うのが効果的です。これらの作業を引越し業者に任せると、荷造り・荷解きサービスとしてオプション料金が発生しますが、自分で準備すればその分の費用はかかりません。

荷物の量を減らす

引越し費用の中でも基本料金を左右する大きな要素のひとつが「トラックの大きさ」です。積み込む荷物が多ければ大型のトラックが必要になり、それに伴って料金も高くなります。
引越しを機に使っていない家具や衣類・壊れかけた家電などを処分したりリサイクルに出したりすれば、必要な荷物の量が減ってより小さいトラックで見積もってもらえるでしょう。

早めに予約する

引越しにも「早割サービス」が用意されているケースがあります。これは、引越し日よりも早い段階で予約を入れることで通常よりも割安な料金が適用される制度です。
予定が決まり次第すぐに見積もりを取れば、人気の日程や繁忙期でも比較的安い料金で予約がとれます。早い者勝ちになることも多いため、早めの行動が結果的に節約にもつながります。

一人暮らしの引越し費用・初期費用をさらに安くする極意

引越し費用もさることながら、転居先の敷金礼金などの初期費用でも出費がかさみます。初期費用を安く抑えるためにも、うまく不動産会社を選びましょう。

引越しにはこれだけの初期費用がかかる

賃貸物件の契約時には、家賃の4〜6か月分に相当する初期費用がかかるのが一般的です。これは単に家賃の前払いというだけでなく、以下のようなさまざまな項目に分かれて費用が発生します。

・敷金:家賃1か月分が目安。退去時の原状回復費に充てられ、原状回復費との差額が戻ってくるのが一般的。
・礼金:家賃1か月分が目安。大家さんに対するお礼。
・仲介手数料:不動産会社に支払う手数料。家賃の55%が上限。
・前家賃:入居月の翌月の家賃。
・日割り家賃:入居月の家賃。入居日から月末までの分を日割りで計算。
・管理費・共益費:物件の共用部などの維持にかかる費用。家賃の5%〜10%が相場。
・賃貸保証料:家賃が払えなかった時保証会社に立て替えてもらうための保証金。費用は会社によって異なる。
・鍵交換費用:玄関の鍵を交換し、以前の居住者とは別のものにするための費用。2万円〜3万円程度。
・火災保険料:多くの物件で火災保険への加入が入居の条件となっている。2年で2万円〜3万円が相場。
・消毒料:雑菌や害虫の駆除費用。1万円〜2万円程度かかる。

加えて、家具・家電を新しく揃える費用、退去費用(とくに敷金がない場合の原状回復費)、引越し代、遠方への引越しであればホテル宿泊費なども必要となるため、物件の初期費用だけでなく周辺費用も含めて余裕をもって資金計画を立てることが大切です。

初期費用を抑えられる物件を多く取り扱っている

引越しにかかる初期費用を少しでも抑えたいと考えているなら、「敷金・礼金が0円の物件」や「フリーレント付きの物件」を検討するのがおすすめです。こうした物件を選べば物件契約時に発生する費用を大幅に減らせるため、引越し全体にかかる出費を抑えることにつながります。
敷金・礼金が不要な物件であれば、通常なら家賃の2か月分ほどかかる初期費用がまるごとカット可能。また、フリーレント付き物件であれば入居後1か月など決まった期間の家賃が免除されるため、新生活のスタートに余裕が生まれるでしょう。

「テクトピア」では、こうした敷金・礼金0円やフリーレント付きの物件も豊富に取り扱っており、わかりやすい条件設定で希望に沿う物件を簡単に検索できます。
もともとフリーレントや割引のない物件でも、交渉の余地がある場合があります。家賃や敷金・礼金・仲介手数料・更新料などについて時期や状況によっては柔軟な対応が可能なケースもあるため、気になる物件があれば一度ご相談ください。

入居予定者さまに向けたサービスを展開している

引越し準備をスムーズに進めたい方には、テクトピアで成約した入居予定者向けの専用サービス「トリプルチャンス」が便利です。新電気・新ガスの申し込みは書類1枚で手続きが完了し、インターネットプロバイダやウォーターサーバーの申込も電話1本で対応可能。いずれもキャッシュバックがあるため、実質的な出費を抑えながら必要なライフラインを整えることができます。
さらに、提携引越し業者による無料見積もりサービスも用意されており、複数の業者を比較したうえで納得できる引越しプランを選べるのも魅力です。時間や手間をかけずに、快適な新生活の準備が進められます。

引越しを考えているなら、管理物件数3万件を超え、東京・神奈川・千葉・埼玉・静岡・愛知・三重・大阪・兵庫と幅広いエリアに展開している「テクトピア」での物件探しを検討してみてください。

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テックとピア

監修者名

テクトピア編集部

資格一覧

宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、賃貸住宅メンテナンス主任者、
少額短期保険募集人、土地活用プランナー

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