
二人暮らしのガス代平均額!季節やガスの種類でどう変わる?
二人暮らしのガス代は、一年を通して一定ではありません。季節による気温の変化や物件のガスの種類によって大きく変動します。それぞれの要因がガス代にどう影響するのかを見ていきましょう。
夏のガス料金は平均「4,000円」
二人暮らしのガス代は、夏場であれば比較的安く抑えやすい傾向にあります。参考として、2023年夏(6〜8月頃)のデータでは平均4,000円前後となっています。
夏はもともとの水温が高いため、お湯を沸かすのに必要なエネルギーが少なくて済みます。これが、給湯にかかるガス代を抑えやすい最大の理由です。
ただし、暑い時期は汗をかきやすく、帰宅後や就寝前など「1日に複数回シャワーを浴びる」といった習慣があるご家庭では想定以上にガス代が高くなることもあります。
冬のガス料金は平均「5,654円」
冬は一年で最もガス代が跳ね上がりやすい季節です。2023年冬(12月〜2024年2月頃)のデータを見ると、平均5,654円前後まで上昇しています。
冬場にガス代が高くなる主な理由は以下の通りです。
・水温の低下:冷たい水をお湯にするため、夏よりも多くのガスを消費する
・入浴スタイルの変化:シャワーで済ませず、湯船にお湯を張る回数や追い焚きの利用が増える
・暖房器具の利用:ガスファンヒーターやガス床暖房を使用している場合、ガス消費量が大幅に上乗せされる
都市ガスとプロパンガスで料金は違う?
ガス代を左右するもう一つの大きな要因が「ガスの種類」。賃貸物件で利用されるガスは主に「都市ガス」と「プロパンガス(LPガス)」の2種類があり、一般的にプロパンガスの方が料金が高くなりやすいとされています。
都市ガスの特徴
都市ガスは、地下に整備されたガス管を通じて各家庭に供給されるガスです。都市部を中心に広く普及しており、多くの集合住宅でも採用されています。
インフラとして供給体制が整っているため、一般的にプロパンガスよりガス代を抑えやすいのが特徴です。料金の考え方も比較的分かりやすく、毎月の固定費を見通しやすいというメリットがあります。
プロパンガスの特徴
プロパンガスは、ガスボンベを各家庭や建物に配送して供給する仕組みです。都市ガスの配管がない地域でも使えるため、地方や郊外の住宅で広く利用されています。
一方で配送や設備管理にコストがかかるため、都市ガスと比べるとガス代が高くなりがちです。また、料金設定が自由料金制であり事業者によって差が出やすいため、同じような間取りや家賃の物件でもガス代に大きな開きが生じるケースがあります。
毎月の固定費を抑えるなら都市ガス物件がおすすめ
同じ家賃帯の物件でも、都市ガスとプロパンガスでは毎月のガス代に差が出ます。二人暮らしは一人暮らしよりも給湯や調理でガスを使う機会が増えやすいため、毎月の差が積み重なると年間では無視できない金額になるでしょう。
入居後の固定費を軽減したい方は、家賃や間取りだけでなくガスの種類まで確認しておきましょう。物件を検索する際は、条件設定で「都市ガス」にチェックを入れて探すのがポイント。ただし、希望するエリアによってはプロパンガスの物件が主流の場合もあるため、家賃とガス代のトータルバランスで迷ったときはプロに相談するのも一案です。無理のない生活費でお二人の新生活をスタートさせましょう。
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二人暮らしのガス代が高くなる原因と今日からできる節約術
毎月のガス代が高くなってしまう背景には、二人暮らしならではの生活リズムや習慣が隠れています。まずは原因を知り、今日から実践できる節約術を取り入れていきましょう。
お風呂・シャワーでの給湯時間の長さ
家庭のガス消費の多くを占めるのが「お風呂の給湯」です。シャワーや浴槽のお湯張りは多くのガスを使うため、入浴時間が長くなるほどガス代も高くなります。
シャワーを1分間出しっぱなしにすると、ガス代だけで約5円かかるのが一般的な目安。15分シャワーを使うとガス代だけでも約75円になり、毎日続ければシャワーだけで月に数千円の出費につながります。
生活リズムの違いによる「追い焚き」の増加
二人暮らしでガス代が高くなりやすい原因のひとつが「追い焚き」の多用です。
帰宅時間の違いによって入浴のタイミングがずれてしまうと、後に入る人のためにお風呂を温め直す必要があります。特に注意したいのが、完全に冷めたお湯を追い焚きするケース。お湯の温度が下がりきっていると温め直すのに多くのガスが使われるため、新しくお湯を張るのと変わらないほどのガス代がかかります。
ガスファンヒーターやガス床暖房などの使いすぎ
冬場にガス代が急に高くなる原因のひとつは、ガス暖房機器の使用です。
ガスファンヒーターやガス床暖房はエアコンよりも短時間で部屋が暖まりますが、ガスを大量に消費します。設定温度を高くしすぎていたり部屋が暖まっても消さずに使い続けていたりすると、ガス代が高額になってしまうので注意が必要です。
ガスコンロの使用方法と自炊頻度
二人暮らしをきっかけに、外食中心の生活から自炊中心に切り替えるカップルやご夫婦も多いでしょう。それに伴いガスコンロの使用時間が増え、ガス代が上がるケースも少なくありません。
次のような使い方をしていると、ガスを無駄に消費しやすくなるので要注意です。
・鍋底から火がはみ出すほどの強火で調理している
・煮込み料理を長時間火にかけっぱなしにしている
・小さな鍋でも強火を使っている
今日からできる!ガス代の節約術
お風呂・シャワー周りの節約
お風呂は家庭のガス使用量の大部分を占めます。「パートナーと間隔を空けずに続けて入浴する」「髪や体を洗っている間はこまめにシャワーを止める」といった日々の小さな心がけが、毎月のガス代抑制に繋がります。
キッチンでの節約
キッチンでもちょっとした工夫でガス使用量を減らせます。
・下茹でや解凍は電子レンジを活用する
・鍋底の水滴を拭いてから火にかける
・調理中はフタを活用して熱を逃がさない
フタを使うだけでも加熱効率がぐっと上がり、調理時間の短縮とガス代の節約につながるでしょう。
暖房周りでの節約
冬場のガス代を抑えるには、暖房の使い方の見直しが欠かせません。
ガス暖房の連続使用時間を短くする・室内では厚手の衣類を着込むといった対策が効果的です。室温を無理に高く設定するのではなく、着るものや温かい飲み物で「体感温度」を上げる工夫を取り入れてみましょう。
支払い方法の工夫や「電気・ガスセット割」の活用
ガスの使い方を見直すだけでなく、料金の支払い方法を工夫することでも節約につながるケースがあります。
例えば口座振替割引を利用したり、ポイント還元率の高いクレジットカードで支払いをしたりといった方法です。契約しているガス会社や電力会社によっては電気とガスをまとめて契約することで料金が割引されるプランを提供しているケースもありますので、一度ご自身のプランを見直してみるとよいでしょう。
【二人暮らし向け】ガス代が安い「都市ガス物件」の探し方
これから二人暮らしを始める方や引っ越しを考えている方は、物件選びの段階でガス代を抑えやすい条件を選ぶのも重要です。ガス代をできるだけ抑えたいなら、まずは都市ガス物件を探しやすい賃貸サイトを活用するとよいでしょう。
当サイト「テクトピア」は、ライフスタイルに合った部屋を探しやすさを心がけた賃貸情報サイトです。
まず、テーマ別に物件で「新婚・カップル向け」から探し始めると候補を絞りやすくなります。二人暮らしに合う間取りや住みやすさであらかじめフィルタリングされているため、初めての部屋探しでも進めやすいでしょう。
テーマを選んだら、次は住みたいエリアの絞り込みです。勤務地や通勤時間・生活圏を踏まえてエリアを絞ると、無理のない候補が見つけやすくなります。希望エリアが決まれば家賃相場や物件数も見えやすくなるため、その後の条件比較もスムーズになるでしょう。エリアを絞ったら、「こだわり条件」の「建物設備」欄で都市ガス対応を選択すると該当する物件が表示されます。気に入る物件がなければ、間取りの選択対象を増やしてみましょう。面積によっては2部屋を確保しなくても問題なく暮らせます。
思い切ってオール電化の物件を選択するのもよい方法です。プランによっては光熱費をトータルで抑えられるでしょう。
二人暮らしを始める際は、家賃だけでなく毎月のガス代も含めた固定費を意識しておくことが大切です。都市ガス物件を優先して探したい方は、テクトピアのテーマ検索を活用してみてください。
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まとめ
二人暮らしのガス代は、季節、ガスの種類、生活スタイルによって変わります。
2025年の家計調査では「二人以上の世帯」の平均ガス代は月4,882円でしたが、これはあくまで二人以上世帯全体の平均です。実際には冬場の給湯や追い焚き、ガス暖房の使用、プロパンガス物件かどうかなどによって差が出ます。
これから二人暮らしを始める方は、住んでからの固定費も見据えて物件を選ぶことが大切です。毎月の負担を抑えたい場合は、都市ガス対応かどうかもチェックしながら自分たちに合った部屋を探してみてください。

監修者名
テクトピア編集部
プロフィール
テクトピアは、賃貸マンション・アパート建設で地元から厚い信頼を得る株式会社クラストの不動産賃貸課です。RC造を主体とした堅牢で耐震・耐火性に優れた建物を提供し、デジタロックなどの先進設備で安心・快適な暮らしを実現。首都圏・東海・関西エリアに3万件超の管理物件と約20店舗を展開し、24時間体制で入居者をサポートしています。 有資格者が在籍するテクトピア編集部が、不動産実務で培った知見をもとに本コラムを監修しています。
資格一覧
宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、賃貸住宅メンテナンス主任者、
少額短期保険募集人、土地活用プランナー
























