賃貸で1階に住むメリットやデメリットを紹介

目次

賃貸の1階に住むメリット

上の階より家賃が安くなりやすい

賃貸住宅の1階に住むメリットのひとつに、2階以上の物件と比べて家賃が安い傾向にあることが挙げられます。

同じ建物で同じ間取りの部屋なのに、中には数千円以上の差があるケースも。年額にするとかなりの経費削減になるでしょう。

物件によっては専用の庭がついており、管理規約の範囲内であればガーデニングを楽しめます。

小さい子どもがいる家庭なら子ども用プールやブランコなどを置いて、いつでも安心して遊ばせられる空間作りも可能。

他の階より安く借りられる上に専用空間もあるのは、1階の物件ならではのメリットです。

移動や荷物の搬入がしやすい

1階の物件は階段やエレベーターを使わずに出入りできるので、引っ越しや荷物の搬入がスムーズです。

日常生活だと、まとめ買いで大量の荷物になった時はエレベーターのボタンを押すのも一苦労。

毎朝のゴミ出しなら「いちいち階段を降りるのは面倒だ」と考えずに済むので、フットワークが軽くなるというメリットもあります。

エレベーターは通勤通学時間帯だと各階停止で時間が掛かることがあり、急いでいる時はイラっとくることが多々。しかし、1階ならそんなストレスなく出かけられます。

故障や停電でエレベーターが止まると、特に上層階は移動に支障が出ます。

また、災害時に避難しやすく、地震による揺れの影響は高層階より小さいというメリットもあり、1階はアクシデントに強い階だと言えるでしょう。

その他、車いすユーザーや歩行に支障がある方も、階段やエスカレーターを使わずに自分のペースで移動できるのは高ポイントです。

階下への騒音や振動を気にする必要がない

階下への影響を気にしなくて済むところも魅力のひとつです。

集合住宅では子どもが走る音や車いすの移動音など、気をつけてもどうしても出てしまうノイズがあります。

1階の物件は自室よりも下の階がないので、それらのノイズを気にせずに生活できるのは大きなメリット。

特に小さい子どもがいる家庭には、1階の物件は人気となっています。

最上階に比べて暑くなりにくい

1階の物件は最上階に比べて太陽光が直接当たる面積が少ないため、熱がこもりにくく涼しく過ごせるのがメリットです。

暖かい空気は上に流れるため、下の階は比較的涼しいのが一般的ですが、地面に近いため湿気がたまりやすいというデメリットもあります。

窓を開けたり換気扇を活用して風通しを良くしたり、除湿機で湿度を下げたりすることでより快適に過ごせるでしょう。

賃貸の1階に住むデメリット

防犯面の不安がある

1階に住む上で心配の種となるのが防犯面やプライバシーの問題。

2階以上の部屋でも防犯対策は必要ですが、1階の場合はさらに厳重な対策が必要です。

隣接する家屋や道路から室内が見えやすいので不在であることがわかりやすく、そのすきをついた空き巣や強盗などの被害に遭う確率が高くなります。

その他、故意ではないにしろ通行人の目も気になるところ。ちょっとしたストレスが溜まると住みにくさにつながるため、しっかりとしたプライバシー対策が必要です。

騒音問題が起こりやすい

階下への迷惑を気にしなくて済むのは1階のメリットですが、逆に上層階からの騒音に悩まされる可能性があります。

バタバタといった足音や物を落としたかのような音は、日常的に続くとかなりのストレスです。

2階からの騒音は真上の部屋だけでなく、まれに斜め上の部屋から響くというケースがあります。

何度注意しても騒音が減らないといった場合は真上の入居者に濡れ衣を着せてしまうことになり、関係性を悪化させてしまう原因となるでしょう。

騒音問題はかなりセンシティブなもの。自己判断で動かず、不動産会社を介入させるのがおすすめです。

下層階の騒音トラブルには、外からの騒音もあります。周辺を走る自動車やバイクの音、歩行者の話声、雨の音まで聞こえてくるので、夜間でもうるさく感じる方もいるでしょう。

こういった生活音に敏感な方は、防音設備の整った部屋を探す以外にイヤーマフや耳栓などで自衛することも必要です。

日当たりが悪いことがある

1階は上層階と比べて太陽光が直接当たる面積が少ないため、夏は涼しいが冬は寒さが厳しいといった声があります。

そのため冬場は暖房費用がかさみ、出費が増えるのもデメリットです。

日当たりや風通しが悪いと、寒いだけでなく湿気がたまりやすいのも難点。

カビが生えやすくなると家財へのダメージだけでなく、健康問題にもつながります。

常に換気や除湿をして、カビが発生しにくい環境を作りましょう。

虫が部屋に入りやすい

1階は地面との距離が近く部屋への侵入リスクが高まるため、害虫の侵入や被害が必然的に多くなります。主な害虫は、蚊やゴキブリ・コバエ・アリ・ナメクジ・ムカデなど。

特に湿気がこもりやすい環境下や夏場などは、室内で害虫が発生するケースもあります。虫が苦手な方には1階の物件はおすすめできません。

エリアによっては浸水しやすい

エリアによっては、1階は浸水被害に遭う可能性が高くなります。

ハザードマップで注意喚起されている地域外であっても、大きな河川や海の近くにある物件は注意しなければなりません。

見晴らしの良い川沿いや海の近くの物件はとても魅力的ですが、これらの物件を希望している方はどのような浸水対策をしているかを確認しましょう。

1階の物件を選ぶポイント

セキュリティ・防犯対策の設備を確認しよう

1階の物件を選ぶ際は、セキュリティ対策がしっかりしている物件を選びましょう。

例えば、空き巣対策としてシャッターやオートロック・モニター付きインターホン・防犯カメラなどの設備がついた物件がおすすめです。

女性や一人暮らしの場合は、特に防犯・セキュリティ対策がしっかりしていることが必須。

理想的な物件だとしてもセキュリティ対策を施していないなら、他の物件も探してみるのもおすすめです。

治安の良し悪しに関係なく、しっかりとした防犯対策をたてている物件から選びましょう。

建物の造りを確認しよう

借りる部屋の設備以外に建物の造りも要チェック。

裏口や非常階段はきちんと施錠できるタイプか、侵入経路になりそうな箇所がないかなどを確認し、必要であれば大家さんや不動産会社に整備予定を確認すると良いでしょう。

高台の外側にある眺めの良い物件なら隣の建物に隣接していないため死角が生まれにくく、防犯性は高いといえます。

周辺の環境を確認しよう

1階の物件を選ぶ際は周辺の環境も重要です。

例えば高い建物に囲まれて日当たりが悪い・行き止まりで人通りがない・大きな道路に隣接している・線路がすぐ近くにある・歓楽街にあるなど、治安や騒音に問題が発生しやすい物件だと長くは住めません。

周囲に道路や建物があまりない物件なら、日当たりや騒音問題はほぼ問題ありません。

虫やカビの発生を防ぎ、開放的な気分が過ごせるでしょう。

人通りが少ないエリアなら、歩行者から室内を見られる心配もありません。外からの視線を気にしないで済みます。

入居者ができるデメリット対策

・防犯対策
空き巣の侵入を防ぐ対策として、部屋を空ける時は必ず鍵を閉めるのが基本です。

ゴミ出しやポストの確認といった短時間の外出であっても施錠を忘れないようにしましょう。また、郵便受けの施錠も忘れないようにしてください。

洗濯ものは外から見えにくい位置に干すこと。留守の際は部屋干しが基本ですが、浴室乾燥もおすすめです。

窓ガラスに防犯フィルムを貼るのも有効ですが、貼る際は管理会社の了解を得ましょう。お金はかかりますが、ホームセキュリティに加入するのも手です。

・プライバシー対策
外からの視線が気になるなら、遮光タイプのような厚手のカーテンを使うのもおすすめ。

明かりで室内の様子が外から見えるのを防ぐ上に防音や遮熱効果をもつ素材もあり、一石二鳥の対策といえます。

・害虫対策
害虫については、ゴキブリやダニなどの殺虫剤、ネズミやナメクジなどの忌避剤を使って対策しましょう。

これらは家財を入れる前にまいておくのが効果的。入居当初からの対策で居心地良い部屋を作れます。

キッチンやごみ箱に専用の殺虫剤を設置すると、コバエの外からの侵入を防げます。

また、段ボールは害虫の住処になりやすいため、できるだけ早く片付けるようしましょう。

虫を発生させないポイントは、普段から清潔に保つこと。

生ごみをため込めずにこまめに出し、部屋は定期的に掃除しておけば、気持ちよく住めるだけでなく原状回復費用を減らせるといったメリットにもつながります。

テックとピア

監修者名

テクトピア編集部

資格一覧

宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、賃貸住宅メンテナンス主任者、
少額短期保険募集人、土地活用プランナー

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