本記事では、申し込みから入居までの具体的なスケジュール例や各ステップのポイント、さらに敷金・礼金などの初期費用の内訳と入金タイミングまで詳しく解説します。全体の流れを事前に押さえて、スムーズかつ安心して理想のお部屋を手に入れましょう!

賃貸契約の流れは?
気に入った部屋がみつかったら、契約の手続きが始まります。申し込み・入居審査・賃貸契約・引き渡しまでの流れとポイントを紹介します!

(1)まずは入居の申込みから!
いくつも内見してお気に入りの部屋が見つかったら、入居の申込みをします。すぐに入居の申込みをしたい気持ちは分かりますが、今一度、自分が出した部屋探しの条件を確認してみてください。キャンセルとなったら大家さんや不動産会社、同じ物件を検討している方に迷惑を掛けてしまうことに。きちんと納得した上で申込みに臨みましょう。
入居申込書には何を書くの?
一般的には住所、氏名、勤務先、収入、勤続年数、保証人などを記入します。保証人は親族に頼むのが一般的ですが、友人や知人でも可能です。ただ、家賃滞納が続くと保証人に請求がいってしまうので事前に承諾を得ておきましょう。これらの書類は入居審査に必要となります。
申込金はどのくらい支払うの?
申込金は仮押さえという意味合いで支払うお金です。金額は1万円から家賃1ヶ月分程度です。契約が成立しなかった場合は全額返還されます。成立した場合はその後支払う、敷金・礼金など契約金の一部にあてられます。

(2)次に入居審査を受けます!
入居申込書から入居にふさわしい人物かを大家さんや不動産会社が審査します。家賃がきちんと支払われるかが重要視されるため、特に収入や勤続年数などがチェックされます。転職が多い、フリーター、保証人がいないといった人は審査が通らないこともあります。

(3)審査が通ったらいよいよ契約!
無事、入居審査に通ると、「重要事項説明」が行われます。物件の構造や設備、禁止事項など契約内容を確認する大切な説明です。通常は不動産会社の宅地建物取引士が読み上げるのですが、分からない専門用語や疑問点がある場合は、その場で必ず確認して納得した上で署名・捺印をしましょう。
契約時に必要なもの
本人と保証人の住民票・源泉徴収票や確定申告書など収入を証明する書類、印鑑証明、連帯保証人承諾書、火災保険加入申込書、印鑑、身分証明書、銀行口座預金通帳など。

(4)物件の引き渡しで新生活のスタートです!
契約が成立し鍵を受け取ったら、いよいよ新居へのお引越。ですが、荷物を運ぶ前にもう一度、傷や汚れ、破損している箇所がないか部屋のすみずみを点検しましょう。もし見つけた場合はすぐに不動産会社に連絡を。退去時に敷金を余分に取られてしまうなどのトラブルにならいためにも必ずしておきたい作業です。他には、入口や窓の採寸も忘れずにしておきましょう。家具や家電製品が入らない、カーテンの長さが合わないといった失敗も意外と多いようです。

賃貸契約の具体的なスケジュール例
賃貸物件を探し始めるのは、入居希望日の1カ月〜2カ月前を目安に準備しましょう。遅すぎると希望に合う部屋が埋まってしまい、早すぎても家賃が二重にかかるなどの無駄が生じます。
物件探しから不動産会社への問い合わせ、内見といった申し込み前の各段階で、それぞれ1週間〜10日程度かかる場合があります。さらに、申し込み後の入居審査(3日〜1週間)や契約手続きにも日数を要するため、全体の期間に余裕を持った計画を立てるのがスムーズな部屋探しのコツです。
賃貸契約に必要な初期費用と入金タイミング
賃貸契約では、契約時にまとまった初期費用の支払いが必要です。費用の支払い先や入金タイミングを把握していないと手続きが遅れる恐れがあります。ここでは主な初期費用と入金タイミングについて以下サイトを参考に解説しています。
★関連記事:賃貸契約をしたら初期費用はいつ払うの?
敷金
家賃の滞納や退去時の原状回復費用に充てるための預かり金です。平均的な金額は家賃の1カ月分で、退去時には修繕費などを差し引かれた残額が返金されます。入金タイミングは、入居審査通過後から契約成立時(鍵渡し前まで)に、貸主または管理会社へ一括で支払うのが一般的です。
★関連記事:敷金とは?礼金との違いや役割をわかりやすく解説
礼金
物件を貸してもらう大家さんへの謝礼として支払う費用です。敷金とは異なり、退去時に返金されることはありません。相場は家賃の1カ月分ですが、近年は礼金ゼロの物件も増えています。入金タイミングは敷金と同様、審査通過後から契約時(鍵渡し前まで)に一括で支払うのが一般的です。
★関連記事:礼金とは?敷金との違いや役割をわかりやすく解説
仲介手数料
物件紹介や契約手続きを行った不動産会社へ支払う費用です。法律上の上限は「家賃の0.5カ月~1カ月分+消費税」と定められており、借主が負担する傾向にあります。入金タイミングは、重要事項説明の受講時から賃貸借契約の締結時(鍵渡し前まで)に支払うのが一般的です。
★関連記事:賃貸物件の仲介手数料とは?相場と上限額、値引き交渉のポイントを解説
保険料
万が一の火災や水漏れ、自然災害などのトラブルに備える「火災保険」の費用です。また、入居中の過失で建物に損害を与えた場合の「借家人賠償責任補償特約」が含まれており、契約条件として加入が必須となるケースがほとんどです。相場は単身用で1.5万〜2万円程度(2年契約)となります。
入金タイミングは、契約時から入居前までに指定の保険会社や管理会社へ支払うのが一般的です。契約開始日から確実に補償が適用されるよう、必ず期日までに支払いを済ませましょう。
保証料
保証人の代わりに「家賃保証会社」を利用する際に支払う費用です。万が一家賃の支払いが遅れた場合、保証会社が貸主へ一時的に立て替える仕組みです。ただし、立て替えられた家賃は、後日入居者が保証会社へ支払う必要があります。
初回保証料の目安は「家賃+共益費の0.5カ月分(50%)程度」で、その後は1〜2年ごとに更新料がかかるのが一般的です。入金タイミングは、審査通過後から契約成立時(鍵渡し前まで)に保証会社または管理会社を通して支払います。
賃貸物件をお探しならテクトピア
理想の賃貸物件をスムーズに見つけたい方は、ぜひ「テクトピア」をご利用ください。テクトピアでは、関東・東海・関西エリアを中心に、耐震性や防音性に優れた鉄筋コンクリート造(RC造)の高品質なマンションを多数取り扱っています。
直営管理物件を中心に取り扱っており、仲介手数料が無料、または安く抑えられるお部屋もあるため、初期費用を抑えたい方にもおすすめです。
初めての引越しで契約の流れや費用に不安がある方でも、専門のスタッフが親身になってサポートします。物件探しから内見、入居申し込み、契約まで、安心してお任せください。オンラインでのご相談や内見も受け付けているため、遠方からの引越しにもスムーズに対応可能です。
よくある質問
賃貸契約は最短でどのくらい?
物件の検索から入居まで、全てがスムーズに運んだ場合の最短目安は「約1〜2週間程度」です。ただし、気に入る物件がすぐに見つからなかったり、入居審査や必要書類の準備に時間がかかったりして、数週間かかるケースも少なくありません。
各ステップに約10日かかると仮定し、通常は1カ月程度の余裕を持たせておくと安心です。急ぎの場合は事前に不動産会社へ相談しましょう。
入居審査に通った後、キャンセルはできる?
入居審査に通った後でも、正式な「賃貸借契約」を結ぶ前であればキャンセルは可能です。この段階では違約金などは発生せず、申込金なども原則返還されます。
しかし、契約書に署名・捺印し、契約手続きが完了した後のキャンセルは「解約」扱いとなり、支払った初期費用が返ってこない、あるいは違約金が発生する恐れがあるため注意が必要です。キャンセルの意思が固まったら早めに連絡しましょう。
まとめ
本記事では、賃貸契約の具体的な流れやスケジュール、必要な初期費用について解説しました。お部屋探しは入居希望日の1カ月〜2カ月前から始め、各ステップの期間を把握して余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。敷金や礼金などの初期費用の入金タイミングを事前に確認し、スムーズに手続きを進めましょう。
契約時は専門用語が多くて戸惑うことがあるかもしれません。分からないことはすぐその場で確認することが賃貸契約での大切な事です。ようやく出合ったお気に入りの部屋で気持ちよく新生活をスタートさせましょう!

監修者名
テクトピア編集部
プロフィール
テクトピアは、賃貸マンション・アパート建設で地元から厚い信頼を得る株式会社クラストの不動産賃貸課です。RC造を主体とした堅牢で耐震・耐火性に優れた建物を提供し、デジタロックなどの先進設備で安心・快適な暮らしを実現。首都圏・東海・関西エリアに3万件超の管理物件と約20店舗を展開し、24時間体制で入居者をサポートしています。 有資格者が在籍するテクトピア編集部が、不動産実務で培った知見をもとに本コラムを監修しています。
資格一覧
宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、賃貸住宅メンテナンス主任者、
少額短期保険募集人、土地活用プランナー
























