
5種類の家賃支払い方法とは?メリット・デメリットを紹介
家賃の支払いには、自動引き落としの他に5種類の方法があります。
2018年に公益財団法人NIRA 総合研究開発機構が行ったキャッシュレス決済に関するアンケートによると、家賃の支払い方法は「自動引き落とし」が49.2%、「現金」が24.9%、「クレジットカード払い」が11.7%という割合でした。
最近ではキャッシュレス決済が加速していることから、クレジットカードに対応している賃貸物件も増加傾向にあります。
※参照元:公益財団法人 NIRA 総合研究開発機構「「キャッシュレス決済」アンケートの調査結果」
(調査期間:日経リサーチ/調査期間:2018年8月9日~2018年8月14日/調査対象:日経リサーチが保有する登録モニターのうち、全国に住む 20 歳~69 歳の男女 3,000 人)
自動引き落とし
家賃支払いで最も多い方法が、社宅や寮などの給料天引きを含めた「自動引き落とし」。毎月指定された日に銀行口座から家賃が自動的に引き落とされる仕組みで、自動振替または口座振替ともいいます。
公共料金や各種サービスの支払いになどでも多く利用されている方法です。
<自動引き落としのメリット>
賃貸契約が終了する月まで自動的に引き落とされるため、支払い忘れや、金額の間違いなどのトラブルを未然に防げます。
<自動引き落としのデメリット>
指定された銀行に口座を持っていないと利用できないため、早急に開設する必要があります。
なお、支払日の口座残高が不足していると引き落とされないので、管理会社が指定する方法で支払う必要があります。指定された入金方法によっては手数料が発生するので、無駄な出費や手間を防ぐためにも支払日と口座残高は毎月確認しておきましょう。
口座振り込み
口座振り込みとは、銀行の窓口やATMを利用して指定口座へ家賃を「送金」する方法です。
手続き時に支払者名を記載できるので、振り込み証明も容易にできます。
<口座振り込みのメリット>
銀行口座を持っている場合、面倒な手続きは不要。支払日までに相手口座に家賃を振り込むだけで手続きが完了します。
アプリやネットバンキングの口座振り込み機能を利用すれば、時間や場所を選ばず24時間振り込みが可能です。
<口座振り込みのデメリット>
口座振り込みは、手数料がかかるのが大きなデメリット。また、窓口での振り込みはATMと比べて受付時間が短く、手数料も割高に設定されているケースが多くあります。
クレジットカード払い
クレジットカードで家賃決済をする支払方法。スマホ決済のうちクレジットカード会社を経由する方法も含まれます。
家賃の支払いをクレジット決済にしているところは少数派でしたが、最近では増加しつつあります。
<クレジットカード払いのメリット>
手元にまとまった現金がなくても自動で引き落とされるため、家賃の払い忘れを防げます。
また、クレジットカードを作る際の審査を通過していることで支払い能力が証明されるため、賃貸契約時の連帯保証人が不要になる場合があります。
他にも、「ポイントを貯められる」「振込の手間や手数料がかからない」といった点も大きなメリットです。
<クレジットカード払いのデメリット>
お金を使う感覚が薄くなるため、入金を忘れてしまいがちです。
クレジットカードで家賃を払う場合、翌月または翌々月のタイミングで引き落とされるカード会社が多いことも入金忘れの原因です。
他にも「家賃はポイント対象外」「指定されたクレジットカードしか利用できない」「手数料を上乗せされる」といった条件を指定される場合があるので、契約時はしっかり確認しましょう。
コンビニ払い
家賃のコンビニ払いには、バーコードが印刷されている「紙」タイプと払込番号がWEBで発行される「オンライン」タイプの2種類があります。
家賃がコンビニ払いできる物件は少数派ですが、通販や公共料金の支払いなどに広く利用されているため身近な支払い方法と言えます。
<コンビニ払いのメリット>
コンビニのお買い物ついでにいつでも支払いができるのがメリット。バーコードが印刷されている紙タイプの払込票は「MMK設置店」のステッカーやのぼりのあるドラッグストアやスーパーマーケットなどでも支払いが可能です。
払込番号がオンライン上で発行されるタイプはスマートフォンなどの端末に届いたバーコードや払込番号を使用するため、紙の払込票を持ち歩く必要がありません。
<コンビニ払いのデメリット>
支払い期限を1分でも超えると振込票や振込番号が無効になる可能性があるため、注意が必要。払込票の場合は用紙の紛失や汚れ・破れでバーコードが読み取りできなくなると支払えない可能性もあります。
専用端末の操作が必要な場合もあり、慣れるまで支払いのハードルが高く感じられるかもしれません。
現金手渡し
現金手渡しとは、物件を管理している所へ直接家賃を持参して支払う方法です。
<現金手渡しのメリット>
直接現金を大家さん(もしくは管理会社)に手渡しするため、手数料や複雑な手続きが不要。手渡しを通して仲良くなれば、物件のトラブル相談や家賃交渉がしやすくなる可能性があります。
<現金手渡しのデメリット>
現金手渡しは個人経営の大家さんが利用する場合が多く、行き違いによるトラブルが起こるケースも少なくありません。双方の会うタイミングがずれてしまうと家賃滞納になる可能性があります。
また、人付き合いが苦手な方にとって現金手渡しは大きなストレス。できるだけ事務的に支払いを済ませたい方は他の家賃支払い方法を選ぶ方が良いでしょう。

監修者名
テクトピア編集部
資格一覧
宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、賃貸住宅メンテナンス主任者、
少額短期保険募集人、土地活用プランナー



























