
【新婚さん向け】失敗しない賃貸物件の選び方
新婚さんがお部屋探しの前にまずは確認したいポイント
職場へのアクセス
新婚生活をスムーズに始めるために、双方の職場へのアクセスは重要なポイントです。駅から遠かったり通勤時間が長かったりする物件だと家を出る時間が早くなり疲労が蓄積したり、夫婦のコミュニケーションの時間が十分に取れなかったりと悪影響を与えかねません。駐輪場やタクシー利用による出費が家計を圧迫する可能性もあります。
職場へのアクセスがスムーズな物件なら、時間に余裕ができて2人の生活リズムを整えやすくなり、新婚生活を楽しむことができるでしょう。
こだわりを話し合う
夫婦で新居に対する希望が完全に一致することは少ないため、こだわりたい部分と妥協できる点を話し合いましょう。駅からの距離・部屋の広さ・宅配ボックスの有無・ペット可かどうかなど、譲れない条件や妥協できる条件をまとめます。お互いの同意がないまま決めると、後々の生活でストレスになりかねません。
持ち込む荷物の量
新居に持ち込む2人分の荷物の量がどれぐらいあるのか把握しておきましょう。どちらも一人暮らしからの引越しだと、荷物が多くなりがち。引っ越し費用を抑えるためにも、スペースを有効に使うためにも、被った家具や家電は事前にリサイクルに出すか廃棄するなどして減らしておくようにしましょう。
特に都心部などスペースに限りのある間取りでは収納家具を複数置くことは難しいため、持ち込む荷物の量をどれだけ減らせるか取捨選択することが住みやすさにつながるポイントです。
今後のライフプラン
結婚生活をどう過ごしていくのか、共働きを続けるか、子どもを望むかなど、今後の人生設計について2人で話し合いをしておきましょう。それに合わせて住む部屋を選べば、将来への余裕へつながります。
また、子どもが増えれば必要な部屋数や周辺環境を考慮し、家族の介護が控えているならバリアフリーや医療施設へのアクセスを考慮するとよいでしょう。
家賃を決める
家賃は家計の中で大きな割合を占めるため、家賃の設定は生活全体のバランスを取るうえで重要な要素のひとつ。快適な住まいを求めるあまりに家賃が生活費に見合わないと、家計が圧迫されてしまいます。
一般的に無理なく払える家賃は、収入の約30%以下と言われており、 リクルートブライダル総研「新生活準備調査」によると、新婚家庭の1カ月当たり平均生活費のうち住宅費は7万9,000円となっています。
収入に見合った家賃を設定すれば家計を圧迫することなく、無理のない生活を送れるでしょう。
※参照元:リクルートブライダル総研|「新生活準備調査」(2016年)
https://finance.recruit.co.jp/money/nisa/a024/
子どもを望んでいる場合の部屋選びポイント
部屋の防音性
子どもは成長するにつれて活動的になるため、生活音を防ぐために防音性の高い物件を選びましょう。周囲とのトラブルを防ぎ、安心して生活できる環境を確保できます。
防音性の高い物件であっても、室内の防音性は部屋の位置や間取りによってさまざま。家具の配置や防音カーテン・防音マットなどのアイテムを活用して、しっかりと防音対策をするようにしましょう。
エレベーターの有無
赤ちゃんや小さな子どもを抱えての階段移動は疲れるうえに危険なので、とくに高層階に住むならエレベーターは欠かせません。
家族が増えると家財や日用品が増えるほか、ベビーカーの上げ下ろしも頻繁になります。移動負担を軽減させるためにも、エレベーターありの物件を選ぶのが無難です。
保育所への距離
自宅から保育所へのアクセスは、子どもを考えている新婚カップルにとって考慮する要素のひとつ。自宅や職場近隣に保育施設があると毎日の送り迎えが楽になり、時間の節約につながります。急なお迎えにも対応しやすく、夫婦の仕事への影響を軽減できます。
また、自宅近くの保育所に通えると、近隣の親子とコミュニケーションが取りやすくなるといったメリットも。家族のライフスタイルに合わせた保育所選びがポイントといえます。
新婚さんのお部屋探しで見られる失敗のパターンと予防策
収納スペースの不足
収納スペースの不足による失敗を避けるためには、持ち物に合う収納スペースがあるか、収納家具を置いても支障がない広さがあるかといった点に注意するとよいでしょう。
部屋数が十分でも収納スペースが少ない物件は意外と多く、間取りだけで選ぶと物を収める場所がない、ということになりがち。家財道具以外にこれまで各自が所有していた私物もあり、新婚カップルは荷物が多くなりがちなので気をつけましょう。
騒音トラブル
住み始めてから「上階の足音や外の騒音が気になる」「家族がトイレを使う音がリビングまで聞こえる」といった音に関する問題が発覚し、物件選びに失敗した…と感じることもあります。内見時には生活シーンを具体的に想像して、隣接する住戸や周辺環境・トイレなどの音が気にならないか確認しましょう。
上下階や左右の部屋が留守だと音に関する問題には気づきにくいので、できるだけ在宅している時間帯を狙って内覧できるよう、不動産会社に相談するとよいでしょう。
日当たり・風通しの悪さ
日当たりや風通しが悪く、昼間なのに部屋が暗い・家具の壁にカビが生えてしまったというトラブルもあります。換気だけでは解決できない問題なので、部屋選びの重要ポイントといえるでしょう。
予防策として、方角や隣接する建物との距離・窓の位置と大きさを確認するほか、不動産会社に率直に聞いてみるのも有効。すでに選んでしまった場合は、エアコンや除湿機の利用や照明の工夫・家具の配置見直しなどで改善を試みましょう。
共用設備への不満
共用設備とは、エレベーターや階段・宅配ボックス・ゴミ置き場といった設備を指します。これらが整っていない物件は不便さを感じる場面が多くあり、住みにくさに直結するので必ず確認したいポイントです。
また、共用設備が清潔でない・メンテナンスが不十分である物件は、管理会社の対応が不足していると考えられます。適切なサービスを受けられない可能性もあるので、物件選びの判断基準にするとよいでしょう。
夫婦で納得できるお部屋探しにするためのポイント
条件の優先順位を決める
夫婦が望む条件すべてを満たす物件を探すのは難しいので、譲れない条件と妥協できる条件を明確にしておきましょう。さらに優先順位を決めておくと、部屋選びがスムーズになるはずです。
譲れない条件以外については、お互いに歩み寄る姿勢を大切にしましょう。
お互いの生活スタイルの違いを尊重する
仕事の勤務時間帯の違いだけでなく、朝型・夜型といった生活リズムの違いはお互いの睡眠の質を下げてしまうかもしれません。寝室や寝具を別にする・遮光カーテンを採用するといった工夫が必要です。
1人が在宅ワーカーだと仕事用スペースとして部屋を占拠することになり、もう1人が自由に使える部屋が少なくなるといったケースも。家賃の負担割合を調整したり使用時間を限定したりして、お互いの負担を減らすよう工夫してみてください。
可能な限り内見は2人で行く
写真や間取り図では把握しづらい部屋の広さや設備、動線を確認するために、できるだけ2人で内見に行くことをおすすめします。
例えば男性だけの視点で部屋を選ぶと、キッチンや作業台の高さや大きさ・収納スペースの奥行きなど、女性には使いづらいことに気づきにくいケースも。1人では見逃しがちな点も2人でチェックすれば、納得のいく選択ができるでしょう。
新婚さん向けの賃貸物件とは?おすすめの間取りや設備を紹介!
間取り別のメリット・デメリット
1LDK
リビング・ダイニング・キッチンと、居室が一つという間取りです。
・メリット:比較的家賃を抑えやすい。将来に備えて貯金したい人向け。
・デメリット:寝室以外の仕事や趣味に使うスペース確保が難しい。妊娠・出産に向けて引越しの必要性が高くなる。
2DK
2つの居室と、ダイニング・キッチンがある間取りです。
・メリット:1LDKよりも部屋数が多く、専有面積が広いにもかかわらず家賃が安い物件が多い。寝室とリビングを分けられるので使い勝手がよくなる。
・デメリット:2DKはかつて主流だった間取りで、築年数が古い傾向にある。リビングとダイニングが別々になっているため、部屋が狭く感じる人もいる。
2LDK
2つの居室とリビング・ダイニング・キッチンがある間取りです。
メリット:リビング以外に居室をテレワーク用の部屋にしたり、子ども部屋にしたりといった柔軟な使い方が可能。
デメリット:新婚カップルに人気の間取りで家賃がやや高い傾向にある。子どもの人数や年齢によっては2LDKでも手狭。
3LDK
3つの居室とリビング・ダイニング・キッチンがある間取りです。
メリット:部屋数に余裕があり家族が増えても長く住める。夫婦2人ならそれぞれの個室も持てる。
デメリット:部屋数が多い分家賃が高い。使用頻度が低い部屋も定期的に掃除をする必要がある。
生活の質向上に欠かせない設備条件とは
バス・トイレが別になっている
バスとトイレが別々の物件は交互に身支度ができるので、利便性が高く時間を効率的に使えます。
お風呂の水ハネや湯気で便器やトイレットペーパーが濡れずにすむほか、トイレの臭いを気にせずに入浴できるのもメリットです。
浴室乾燥機や衣類乾燥機が設置されている
浴室乾燥機があれば、梅雨の時期や寒い時期でも洗濯物を屋外に干す必要がありません。室内干しによる湿気を防ぎ、カビの発生も抑えられます。
衣類乾燥機なら干さずに乾かせるので、時間短縮の大きな味方になるでしょう。
物置スペースがある
シーズンオフの衣類やアウトドア用品など、普段使わない物を収納できるスペースがあると、部屋をすっきりさせられます。屋外で使うスポーツ・レジャー用品などを室内に入れるのに抵抗がある方には、特におすすめの設備です。
新婚カップルの賃貸物件探しにおすすめのサイトとは
新しく家族となった2人が新婚生活を快適に過せる賃貸物件探しには、信頼できる不動産会社を選ぶのがポイント。希望するエリアや条件に合った物件を多く取り扱っているかを確認するには、友人や家族・同僚からの紹介のほかに、企業の公式サイトを見るのが確実な方法です。
テクトピアでは、新婚さんにぴったりの賃貸物件を多数ご用意しています。物件の外観・室内の画像や設備情報のほか、周辺施設など物件選びに必要な情報も豊富に掲載中。パノラマ画像で室内を見られる物件もあり、さまざまな情報からイメージしながら部屋を選べるサイトです。ぜひチェックしてみてください。

監修者名
テクトピア編集部
プロフィール
テクトピアは、賃貸マンション・アパート建設で地元から厚い信頼を得る株式会社クラストの不動産賃貸課です。RC造を主体とした堅牢で耐震・耐火性に優れた建物を提供し、デジタロックなどの先進設備で安心・快適な暮らしを実現。首都圏・東海・関西エリアに3万件超の管理物件と約20店舗を展開し、24時間体制で入居者をサポートしています。 有資格者が在籍するテクトピア編集部が、不動産実務で培った知見をもとに本コラムを監修しています。
資格一覧
宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、賃貸住宅メンテナンス主任者、
少額短期保険募集人、土地活用プランナー
























