-
2023年6月2日賃貸物件のエアコンは自分で交換できるの?増設や取り外しは?
賃貸に備え付けのエアコンが古く、「効きが悪い」「電気代が高い」と悩んでいませんか。完全に故障していれば修理されますが、「ただ古い」という理由で「交換してほしい」と交渉できるのか、費用は誰持ちなのか気になりますよね。 この記事では、古いエアコンを大家さん負担で新品に交換してもらうための交渉術や、交換に応じてもらいやすい「寿命」の目安、断られた場合の対処法について解説します。 目次 賃貸物件のエアコンを交換する前に知っておくべきこと まずは契約書を確認 エアコンが「残置物」の場合 エアコンを交換してもらえることが多いケースとは エアコン交換の流れ エアコン交換工事の費用と期間 エアコンを快適に長く使い続けるために エアコンが故障しにくい使い方とは エアコンが「故障」と思ったらここを確認! 賃貸物件のエアコンを交換する前に知っておくべきこと 賃貸物件内に設置してあるエアコンが入居中に故障したり、新しい物に変えたりといった際、自己判断で修理や交換を依頼すると思わぬ出費が発生する恐れもあるため注意が必要。 賃貸におけるエアコンの交換に必要な手順、確認事項などについて知っておきましょう。 まずは契約書を確認 エアコンを取り替えたい場合、勝手に修理・交換してはいけません。 エアコンだけではなく、物件内の設備の修理・交換に関しては、「賃貸契約書」もしくは「重要事項説明書」に書いてあるため、まずは必ず確認しましょう。これらの書類には、設備を修理・交換する場合の注意事項や連絡先、誰が費用を負担するのか、新しく増設可能かどうかなどが記載されています。 備え付けのエアコンが経年劣化で故障した場合、基本的には大家さんや管理会社などの負担になることがほとんど。故障の理由によっては借主の負担になることもありますが、自身で判断するのはよくありません。契約内容を見てもよく分からないという場合は、管理会社や大家さんに問い合わせてどう対応したらよいか相談しましょう。 物件内にもともと設置されていたエアコンは、入居後であっても基本的には大家さんの所有物です。確認せずに勝手に交換・修理すると、場合によってはかかった費用を全て負担しなければならない場合もあります。 エアコンが「残置物」の場合 残置物とは、前に入居していた人が退去する際、そのまま部屋に残していったものを指します。 残置物の所有権は貸主の大家さんにありますが、修理義務まで貸主にあるかどうかは契約内容次第です。残置物のエアコンの修理交換は借主側が全額負担になるケースもあります。 いずれにせよ「貸主と借主のどちらが修理・交換費用を負担するのか」については、トラブルを起こさないためにも、契約内容の確認と早めの相談を心がけてください。 エアコンを交換してもらえることが多いケースとは 法律上では修繕に関して下記のように定めています。 「賃貸人は、賃貸物の使用及び収益に必要な修繕をする義務を負う。ただし、賃借人の責に帰すべき事由によってその修繕が必要となったときは、この限りでない(民法第606条1項)」 もともとエアコンが設置されていた場合、その空調設備によって得られる利益(快適な温度で暮らせる)も含めて貸主が提供することを約束して契約にいたっているはず。そのため、経年劣化などのやむを得ない理由で故障してしまった場合は管理会社や大家さんなどが修繕費(または交換代金)を負担することになります。 エアコンの交換目安は一般的に9~10年。耐用年数を超えており、カビの匂いや異臭、音がうるさいなどの問題が見られた場合、修理基準に達していると考えられるでしょう。 このように、明らかに故障していることが見て分かるような状態や明確な理由がない場合は、修理・交換を大家さんから断られる可能性もあります。「エアコンにどのような不具合が出ているのか」「生活にどのような支障が出ているのか」など、修理・交換の理由を具体的に説明できるようにしておきましょう。常に故障の症状が出ていない場合などは、写真や動画を残しておくこともポイントです。 「グレードアップをしたい」という目的で古いエアコンを新品に交換する場合は、借主の負担になることがほとんど。自己負担でも交換したい方は、管理会社や大家さんに事前に確認したうえで業者に依頼しましょう。 エアコン交換の流れ まずは手元にある契約書などで契約内容の確認をします。設備の維持管理に関する連絡先が記載されているはずなので、そこに連絡を入れましょう。それが分からない場合、管理会社や大家さんなどに連絡して相談してください。 次に、修理交換をしたい理由を伝えます。故障の場合は、いつからどういった症状があるのかなどを分かりやすく伝えましょう。グレードアップ目的の交換であっても、工事などで他の住人の方に迷惑がかかったり、屋内の施工が必要になったりするため難色を示される場合もあります。誠実な態度で連絡をするようにしてください。 状況が伝わり修理することになれば、修理・交換の工事となります。施工業者に関しては貸主側が派遣してくれることがほとんどですが、借主側で依頼して、かかった費用を後から請求するという方法がとられる場合も。どのような流れで業者に依頼するかも確認しておきましょう。 工事の際には業者が入室するため、立ち会わなくてはなりません。日程調整をして、エアコンの周りを整理しておくなど準備をしておきましょう。どうしても立ち合いが厳しい場合、やむを得ない事情がある場合は管理会社の担当者や大家さんが代わりに立ち会ってくれるケースもあるので、相談してみてください。 エアコン交換工事の費用と期間 借主が業者に連絡して工事をする場合は、適正な費用の業者を選ぶように注意しましょう。エアコン交換の費用は業者によって異なり、取り付け費用に取り外し費用が含まれているケースと含まれていないケースなどもあります。 グレードアップの交換の場合は、工事費用とは別にエアコン本体の商品代も必要になります。予算オーバーしないよう、工事費用に考慮してエアコン本体を選ぶようにしましょう。 以下におおよその費用目安をまとめましたので、参考にしてください。 取り外し:5,000~6,000円 取り付け(6~12畳):1万~1万5,000万円 取り付け(14畳以上):1万3,000円~2万円 取り付け(20畳以上):3~5万円 業者に依頼してから工事までの日数は大体1週間~1ヶ月くらいですが、繁忙シーズンは特に時間を要する場合があるため、早めの対応が重要です。エアコン工事にかかる時間は取り外しで30分ほど、取り付けで1~2時間ほどなので、立ち合い時間は3時間程度を見積もっておきましょう。 エアコンを快適に長く使い続けるために 故障をした際に慌てないように、そしてエアコンを快適に使い続けるためにも、いくつかの大切なポイントを抑えておきましょう。長く使ううえでの注意点やコツを知ることで、トラブルを防ぎやすくなります。 エアコンが故障しにくい使い方とは エアコンの故障を防ぐには、ふだんの使い方が大切です。正しい使い方やメンテナンスについて知っておきましょう。 室外機と霜取り運転 エアコンを長期間快適に使うには「室外機」にも気を配る必要があります。 冬場、特に東北より北の地域では、霜が原因による故障も少なくありません。室外機の熱交換器に霜がつくことで、空気の吸い込みができなくなってしまうのです。 一時的に運転が停止すると「故障したのかな…」と心配になってしまう方がいるかもしれませんが、冬場に暖房を使うと「霜取り運転」といって一時的に運転を停止することがあります。これは室外機の熱交換器についた霜を溶かすための動作なので、故障ではありません。 室外機にゴミがついていたり周りに物を置いたりしてあると、それが原因で正常に霜取り運転が行われなくなってしまうことがあります。エアコンを長持ちさせるには、室外機周りの環境も整えるようにしましょう。 フィルター掃除 エアコンの故障を予防する方法として、こまめなフィルター掃除も大切です。 2週間に1回程度、エアコンフィルターを取り外してホコリの除去をするとよいでしょう。フィルターを綺麗に保つと、冷暖房の効率もアップします。 慣らし運転 長い間エアコンを止めたままにせず、エアコンを使わない時期であっても、慣らし運転をしてください。 慣らし運転は故障の予防だけでなく、不具合にも早めに気付けるというメリットもあります。特に夏や冬の繁忙シーズンになる前には、一度チェックするようにしましょう。 エアコンが「故障」と思ったらここを確認! 「エアコンの故障?」と思った場合には、焦らずに以下の点を確認してみましょう。 リモコンの電池 エアコンが起動しない場合には、リモコンの電波が届いておらず、エアコンが命令をきちんと受信できていないという場合もあります。一度電池を入れ替えてみるのはもちろん、リモコンだけに不具合があることもあるので、エアコンの本体についている応急運転スイッチも押してみましょう。 電源やコード 掃除をした際などに、電源のコードを抜いたままにしていた…といったことも。また、コードは繋がっていても刺さり方がゆるくなっていたり、電気プラグやコンセントの周りにホコリが溜まっていたりしないかといった点も要チェックです。 エアコン本体 エアコンは動くけれど、送風口から異臭がする、変な音がする、冷房や暖房の効果が弱いと感じることもあるかもしれません。そのような場合は汚れが溜まっているだけのこともあるため、フィルターの掃除をすることで問題が解消されることもあります。 物件をお探しの方はこちら 監修者名 テクトピア編集部 プロフィール テクトピアは、賃貸マンション・アパート建設で地元から厚い信頼を得る株式会社クラストの不動産賃貸課です。RC造を主体とした堅牢で耐震・耐火性に優れた建物を提供し、デジタロックなどの先進設備で安心・快適な暮らしを実現。首都圏・東海・関西エリアに3万件超の管理物件と約20店舗を展開し、24時間体制で入居者をサポートしています。 有資格者が在籍するテクトピア編集部が、不動産実務で培った知見をもとに本コラムを監修しています。 資格一覧 宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、賃貸住宅メンテナンス主任者、少額短期保険募集人、土地活用プランナー 監修者情報はこちら あわせて読みたい 新着記事 お部屋探しの人気記事 引越し~入居の人気記事 暮らしのコツの人気記事 エリアから探す 駅・路線から探す テーマから探す 建物一覧 一覧へ戻る
-
2023年6月2日賃貸の入居審査にカードや携帯代の滞納歴は影響する?
目次 賃貸物件の入居審査とは 賃貸契約までの流れと入居審査タイミング 賃貸の入居審査にかかる期間 賃貸の入居審査に必要な書類 身分証明書 在籍証明書 印鑑証明書 入居申込書 賃貸の入居審査で見られるポイント 審査通過するのに必要な年収はいくら? 貯金額も審査に影響する? 審査に落ちてしまう原因とは? ブラックリストに載っている 人柄や印象 暴力団や反社会的勢力と関係がある ライフスタイルの違い 家賃保証会社とは 独立系 LICC系 信販系 賃貸物件の入居審査とは 入居審査とは、賃貸物件の申し込み後に借主に対して行われる審査のこと。 一般的に家賃支払い能力や人柄などをチェックし、トラブルなく暮らせる人物かを見極められます。 貸主が主にチェックするのは、下記の点です。 家賃を毎月きちんと納められる収入があるか 賃貸物件を丁寧に扱ってくれそうか 人柄(ご近所とトラブルを起こしそうにないかなど) 大家さん自ら入居審査をするケースもあれば、不動産管理会社や賃貸管理会社に委託しているケースもあるでしょう。 賃貸契約を結んで生活がスタートしてしまうと、問題のある借主だと後から分かっても、途中での解約が難しくなります。 家賃滞納や入居者同士のトラブルを防ぐために、借主に対して入居審査を実施するというわけです。 賃貸契約までの流れと入居審査タイミング いざ家を借りたいと思っても「どのタイミングで入居審査をするのだろう…」と、疑問や不安を抱く方がいるかもしれません。 下記は、賃貸契約までの流れを時系列にまとめたものです。 賃貸物件を探す 入居申込をする 入居審査を受ける 重要事項説明書と賃貸借契約書に目を通してサインする 基本的には入居申込の後に審査が行われますので、そのつもりで準備をしておきましょう。 賃貸の入居審査にかかる期間 入居審査にかかる期間の目安は3~5日ほどです。入居審査のおおまかな流れを紹介します。 不動産仲介業者から貸主に審査の必要書類を渡す 貸主が書類を読み、文章に書かれている情報の事実確認をする 審査結果が通知される 提出書類に不備があったり連帯保証人と連絡が取れなかったりすると、通常よりも審査に時間を要します。 また、不動産仲介業者の繁忙期や長期休業時期などは入居審査が滞りがちになります。 長引くと1週間ほどかかるので、特定の日付までに確実に入居したい方は、余裕を持って申し込みをするようにしましょう。 入居審査に落ちた場合も、不動産仲介業者から結果報告があります。 入居審査の結果を通知する日や、入居申込から1週間経過しても連絡がない場合は、進捗状況を不動産仲介業者に尋ねてください。 賃貸の入居審査に必要な書類 入居審査に必要な書類は、賃貸物件によって異なる場合があります。 入居申込をしたい物件が見つかったら、どういった書類が必要になるかを管理会社や大家さんに確認してみてください。 一般的な入居審査で提出が求められる以下の5つの書類について、それぞれご紹介していきます。 身分証明書 収入証明書 在籍証明書 印鑑証明書 入居申込書 身分証明書 運転免許やパスポート、マイナンバーカードなど公的機関が発行している顔写真が貼られている身分証明書が必要です。 ただし、マイナンバーの番号を他人に教えたり教えてもらったりするのは厳禁。 提出の際はカバーケースに入れる等、見えないよう工夫しましょう。 身分証明書の代わりに、国民健康保険証や社会保険証が使えますが、不動産仲介業者に顔写真の提出を併せて求められる場合もあります。 写真付きではない身分証明書しかない場合は、履歴書用の顔写真などを用意しておくとよいでしょう。 収入証明書 会社員や公務員の方は、源泉徴収票もしくは直近3カ月分の給与明細を用意しましょう。 源泉徴収票や給与明細も再発行が可能なので、手元にない場合は勤務先に相談してみてください。再発行には時間がかかる場合もあるので、早めに確認しておくようにしましょう。 個人事業主については、確定申告書と課税証明書、納税証明書を収入証明書として使うことができます。 在籍証明書 在籍証明書は、会社に在籍している、または在籍していたといった勤務の形態や状況を証明する書類のこと。 企業によって名称が違う場合もあり、雇用証明書や就業証明書など名称は様々です。勤めている会社に確認し、申請しておきましょう。 転職や初めての就職といったケースでは、在籍証明書の代わりに労働条件通知書と内定通知書が使えます。 ただし、会社の印鑑が押されている必要があるので、手元の書類に印がない場合は勤務先へ早めの相談が必要です。 印鑑証明書 入居審査申請から賃貸借契約を締結するまでに実印による押印を複数回求められます。その際に「本人の印鑑である」と証明するために、印鑑証明書が必要です。 印鑑証明書の発行には、まず市区町村の役所で印鑑登録をしなければいけませんが、実印と身分証明書があれば即日登録できます。 入居申込書 入居申込書は不動産仲介業者が用意する書類で、それぞれの賃貸物件によって書き込む項目や内容は異なります。主な項目としては以下のような内容になります。 契約者の氏名 生年月日 現住所 電話番号 勤め先 緊急時の連絡先 同居予定の方の身分証明書 保護者の同意書(未成年者の場合) この他、賃貸借契約の保証人の氏名や勤務先などを書く必要があります。 保証人には前もって話を通しておくようにしましょう。 保証人を用意できない場合は、保証人が必要でない賃貸物件を探したり、賃貸保証会社(保証料を払い、滞納時に家賃を肩代わりしてもらう会社)を利用することになります。 当然ですが、入居申込書に虚偽の内容を書いてはいけません。 「入居審査申込書に虚偽の内容があれば賃貸借契約を解除できる」と契約書に書かれていると、入居して生活がはじまっていたとしても契約を解除される可能性があります。 賃貸の入居審査で見られるポイント 賃貸の入居審査を通じて貸主が知りたいのは、滞納やトラブルなどのリスクがないかということ。 借主の収入や職業はもちろん、大企業などの安定した会社員・公務員として働いているかどうかや、正社員などの雇用形態、勤続年数などにも目を通して判断しています。 人柄については書面上確認できるものではありませんが、契約にいたるまでのコミュニケーションなどで見られています。 家賃交渉や入居時期などについて自分勝手な都合を押し付けるようなことは避け、誠実な対応を心がけましょう。 審査通過するのに必要な年収はいくら? 入居審査を通過するのに、年収のボーダーラインはありません。 ただし、年収や月収と家賃のバランスを見て支払いが難しそうな場合は審査で落ちやすくなります。 収入をベースにした目安家賃は、一般的に手取り月収の30%程度と言われており、その目安内であれば入居審査を通過しやすくなるでしょう。 例えば、月収の30%として家賃を計算してみると、以下のようになります。 手取り月収20万円:家賃6万円 → 年収330~380万円程度(賞与含む) 月収30万円:家賃8万5000円 → 年収450万円程度(賞与含む) 貯金額も審査に影響する? 貯金額は入居審査には影響しません。 収入証明の書類があり、見合った家賃の賃貸なら気にする必要はないでしょう。 ただし、貯金額を提示したほうが、入居審査に通りやすくなるケースもあります。 例えば収入に比べて高い家賃の賃貸物件に住みたい方や、現時点での収入が少ない方は、預貯金審査を受けて支払い能力を証明するといった活用の仕方です。 貯金額の最低ラインとして、借りたい賃貸物件の家賃の2年分が必要だと言われています。審査を受けるためには、通帳のコピーを用意しましょう。 家賃に応じた預貯金額の相場例は以下のようになっています。 家賃4万円/預貯金96万円 家賃5万円/預貯金120万円 家賃6万円/預貯金144万円 家賃7万円/預貯金168万円 ちなみにUR都市機構(独立行政法人都市再生機構)が管理する「UR賃貸住宅」は、貯蓄基準を利用して申し込みが可能になっていますが、その際は口座の残高証明書が必須となります。 審査に落ちてしまう原因とは? 審査に落ちてしまう原因は多岐にわたりますが、以下のようなものが例として挙げられます。 ブラックリストに載っている 人柄や印象 暴力団や反社会的勢力と関係がある ライフスタイルの違い 収入が不安定だったり、収入に比べて家賃が高い いくつか詳しく紹介していきましょう。 ブラックリストに載っている CIC(指定信用情報機関)の信用情報が入居審査に影響するケースもあります。なぜなら、家賃やクレジットカード、借金返済などの不払い歴のある方の名前が信用情報に書かれているため。 不払い履歴などを信用情報に記載されてしまうことが、いわゆる「ブラックリストに載る」というものです。 ちなみに携帯電話の通話料の滞納はブラックリストに名前が記載されることはありませんが、スマートフォンや携帯電話本体の代金の支払い滞納はブラックリストに名前が書かれてしまいます。 不注意で滞納を起こさないように注意しておきましょう。 債務を返済した時点から計算して短ければ5年、長ければ10年でブラックリストから名前は消されます。 ブラックリストに名前がのっているかは、インターネットや郵送・窓口などでCICに情報開示請求すれば確認可能です。 人柄や印象 不潔な格好 派手な格好や髪の方 不動産仲介業者に横柄な態度をとる方 物件の下見中に荒々しい行動をとる方 周りに住む方とトラブルを起こしそうな性格だと思われてしまった方 上記のように判断されてしまった場合、入居審査に落ちる可能性が高くなります。 不動産仲介業者を訪れた時から、入居審査がスタートしていると考えてください。 スーツを着て訪問する必要まではありませんが、できるだけ清潔感があり落ち着いた印象を与える服が好ましいでしょう。 暴力団や反社会的勢力と関係がある 暴力団や反社会的勢力と関係のある方には賃貸物件を貸してくれません。 入居審査では厳しくチェックされます。 ライフスタイルの違い 例えば、単身者が多く入居している物件では小さい子どもがいるご家庭の入居が敬遠されたり、昼間に働いている人が多く入居している物件では夜勤の方が入居審査に落ちやすいといった傾向があります。 このような現在住んでいる方とのライフスタイルの違いから断られるケースを回避するには、入居審査前に賃貸物件を事前に下見がおすすめ。 生活音や外から見える様子で居住者の方の生活リズムなどを注意深く見ておくとよいでしょう。 また、肉親以外の同居人との入居審査も落ちやすいと言われています。 例えばカップルが新しい生活のため部屋を借りる、家賃を安く抑えるために多人数でルームシェアするケースなど。 同居人とのトラブルにより、「家賃が払えない」「急な賃貸契約の解除」などのリスクが予測されるためです。 賃貸物件探しは間取りや家賃だけでなく、他の入居者の生活スタイルや入居人数も考慮する必要があるでしょう。 家賃保証会社とは 家賃保証会社とは、借主が家賃を払えなかった時に借主の代わりに家賃を支払ってくれる会社のこと。 借主が家賃保証会社の保証を受けていると滞納リスクがなく、貸主は安心して賃貸物件を貸しやすくなるため、入居審査も通りやすくなります。 家賃保証会社を利用する場合は、入居審査とは別に保証会社による審査も受けなければなりません。 この場合も身分証明書や収入証明書、預貯金通帳のコピーなどで支払い能力を判断されます。 家賃保証会社は「独立系」「LICC」「信販系」の3つに分類でき、それぞれ審査の厳しさが異なります。 利用する会社の審査基準や確認事項については必ずチェックしておきましょう。 以下でそれぞれの家賃保証会社の特徴をご紹介します。 独立系 独自の基準で審査をするのが、独立系の家賃保証会社です。現在の収支をもとに審査し、過去の家賃や借金の滞納履歴はあまり影響しません。 入居審査に不安がある方は、独立系の家賃保証会社をおすすめします。 独立系の場合、家賃滞納リスクに備えて保証料が割高になる傾向も。 初回保証料や更新料が高くなりやすいため、契約前にチェックしておきましょう。 LICC系 LICC(全国賃貸保証業協会)加盟の保証会社の特徴は、滞納歴や入居中のトラブルを共有している点。 履歴は全国賃貸保証業界のデータベースに残されています。 審査の申し込みがあると借主の情報をデータベースで検索・閲覧されるため、LICC系の家賃保証を利用した過去があり、家賃を滞納していない借主なら審査に通りやすくなるでしょう。 過去に家賃を滞納していた場合でも、滞納した家賃を返済してから5年経過するとデータは消滅します。 信販系 信販系の家賃保証会社は、上記2つの系統の会社よりも審査が厳しい傾向にあり、審査では過去のクレジットカードの使用履歴から債務の支払いの遅延歴、クレジットカードの事故歴まで調べられます。クレジットカードの支払い延滞や滞納履歴のある方は、審査に通りづらくなるでしょう。 厳しい審査があるかわりに保証料は安く設定されているケースが多いので、自分の信用状況から見て信販系の審査に通る自信があるという方は、ぜひ検討してみてください。 家賃保証会社の種類について紹介しましたが、物件によって大家さんや不動産会社が利用できる賃貸保証会社をあらかじめ限定していることがあります。 その場合は入居者側では自由に保証会社を選べないため、物件探しの際には注意してください。 物件をお探しの方はこちら 監修者名 テクトピア編集部 プロフィール テクトピアは、賃貸マンション・アパート建設で地元から厚い信頼を得る株式会社クラストの不動産賃貸課です。RC造を主体とした堅牢で耐震・耐火性に優れた建物を提供し、デジタロックなどの先進設備で安心・快適な暮らしを実現。首都圏・東海・関西エリアに3万件超の管理物件と約20店舗を展開し、24時間体制で入居者をサポートしています。 有資格者が在籍するテクトピア編集部が、不動産実務で培った知見をもとに本コラムを監修しています。 資格一覧 宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、賃貸住宅メンテナンス主任者、少額短期保険募集人、土地活用プランナー 監修者情報はこちら あわせて読みたい 新着記事 お部屋探しの人気記事 引越し~入居の人気記事 暮らしのコツの人気記事 エリアから探す 駅・路線から探す テーマから探す 建物一覧 一覧へ戻る
-
2023年5月31日日割り家賃って?前家賃とは何が違うの?計算法や安く抑えるポイントも解説!
目次 日割り家賃って? 前家賃との違い 日割り家賃の3つの計算方法 実日数割 30日割 31日割 日割り家賃を安く抑えるポイント 入居する日を調整する 貸主と交渉する 一定期間の家賃が免除されるフリーレント物件を選ぶ 過剰分を返金してもらうことはできるの? まとめ 日割り家賃って? アパートやマンションに入居する日が月初(1日)ではなく月の半ばなどになる場合に、月末までの日数分だけ支払う家賃のことを「日割り家賃」といいます。例えば、6月10日に入居した場合は6月の残り21日(10~30日まで)分だけを日割り家賃として支払う形となります。 日割り家賃は、初期費用(敷金や礼金、前家賃、火災保険など)とまとめて一括で納めるのが一般的。また、共益費も日割り計算をした分が請求されます。 日割り家賃は先に支払うのが通常のため「引っ越す際の初期費用をなるべく抑えたい」と考える場合には考慮しておく必要がある費用ですが、貸主と交渉して日割り家賃を抑えるテクニックもあります。 日割り家賃は暮らし始めたときだけでなく、退去するときにも発生します。その場合の日割り家賃の計算方法も入居する際と同じです。 前家賃との違い 前家賃とは、入居する月の翌月分の家賃のこと。賃貸借契約では前家賃は敷金・礼金と同じく事前に支払うのが一般的ですので、前家賃も初期費用の一つとなります。1ヶ月先の家賃を支払っておくことで、貸主は滞納リスクがなく安心して家を貸すことができ、借主としても自身の信用を高めることができます。 日割り家賃や前家賃の起算日は、賃貸借契約時もしくは契約書で決められた日になります。例えば6月10日に暮らし始めた(起算日)場合、10~30日までの日割り家賃+7月分の前家賃を収める形になるため、1日に入居するか、月の半ばで入居するかで金額も変わるので注意が必要です。初期費用の総額を知りたい方は、前家賃の有無や支払いのタイミングを確認しておくとよいでしょう。 日割り家賃の3つの計算方法 日割り家賃の基本的な導き出し方は「家賃÷月の日数×入居日数=日割り家賃」。入居日数の求めかたは「月の日数-入居した日+1」で、例えば6月10日に入居した場合は21日分(30-10 + 1)となります。 ただし、「月の日数」の算出方法には「実日数制」「30日制」「31日制」の3パターンがあり、どれを採用しているかは物件によって異なります。契約前にきちんと確認しておきましょう。 実日数割 実日数割は、暮らし始めた月の日数を基準に計算します。例えば6月であれば30日、8月であれば31日が基準になるのが特徴です。日数が少ない月に入居すると、賃料を安く抑えられるでしょう。 下記では家賃8万円の賃貸マンションに、入居した場合の賃料を比較してみました。(※小数第一位を四捨五入) <2月10日に入居> 8万円(家賃)÷28(月の日数)×19(入居日数)=5万4286円 <6月10日に入居> 8万円(家賃)÷30(月の日数)×21(入居日数)=5万6000円 <8月10日に入居> 8万円(家賃)÷31(月の日数)×22(入居日数)=5万6774円 30日割 30日割は、どの月でも関係なく1ヶ月の日数を30日と決めて計算します。何月に住み始めても30日で割るため、家賃に差が生まれません。例えば28日しかない2月でも、31日まである8月でも、30日としてカウントするのが特徴です。 家賃8万円の賃貸マンションに暮らし始めた場合、30日割で計算すると下記の賃料になります(※小数第一位を四捨五入)。 <2月10日に契約>8万円(家賃)÷30(30日に固定)×21(入居日数)=5万6000円 <6月10日に契約>8万円(家賃)÷30(30日に固定)×21(入居日数)=5万6000円 <8月10日に契約> 8万円(家賃)÷30(30日に固定)×21(入居日数)=5万6000円 何月に契約しても賃料は同じなので、日数の多い月だとお得に感じるでしょう。 31日割 31日割りは、月の日数を31日と決めてカウントします。2月・4月・6月・9月・11月など31日までない月でも31日が基準です。そのため、31日未満の月に契約すると、他の計算方法よりも日割り家賃が安くなります。 家賃8万円の賃貸マンションに暮らし始めた例を31日割で計算してみましょう(※小数第一位を四捨五入)。 <2月10日に契約>8万円(家賃)÷31(31日に固定)×21(入居日数)=5万4193円 <6月10日に契約>8万円(家賃)÷31(31日に固定)×21(入居日数)=5万4193円 <8月10日に契約> 8万円(家賃)÷31(31日に固定)×21(入居日数)=5万4193円 日割り家賃を安く抑えるポイント 入居する日を調整する 月末に入居すれば、日割り家賃を低価格に抑えることが可能。月末に近い日であれば末日までの残り数日分だけの日割り家賃になるため、少額で済みます。また、月初(1日)に入居する際には日割り家賃を払う必要がありません。入居月のまるまる1ヶ月分を前家賃として支払う形になります。 引越しを急いでいない場合など、日取りをある程度調整できる場合は日割り家賃を意識して入居日を決定するとよいでしょう。 貸主と交渉する 大家さんや不動産会社など貸主と交渉すると、日割り家賃を値引きしてもらえたり、月末までの日数が少ない場合は免除してくれたりする可能性があります。 ただし、入居者が殺到する引越しシーズンは貸主が交渉に応じてくれない可能性大。引越しのオフシーズンを狙って、貸主に「このマンションで暮らしてみたい」「日割り家賃がもう少し安ければ即決したい」と交渉するのがおすすめです。 一定期間の家賃が免除されるフリーレント物件を選ぶ フリーレント物件とは、一定期間の家賃を免除してくれる物件のこと。フリーレントの期間は貸主が決定し、半月~1ヵ月に設定されることが多くなっています。家賃の支払いが免除されているということは、当然日割り家賃を支払う必要もありません。 「フリーレントにしては貸主が損するだけでは?」と気になる方がいるかもしれませんが、貸主としては空室状態が続いて家賃が入ってこないことが一番のリスク。そこでフリーレント物件にし、自身のアパートやマンションへの入居ハードルを下げて入居希望者を集めるのです。 空き室が増える引越しオフシーズンが、フリーレント物件が増えるタイミングです。ただし、フリーレント物件であることを悪用し、短期間で退去してしまうと罰則を課せられるケースも。契約を締結する前に、内容を確認しておきましょう。 過剰分を返金してもらうことはできるの? 月末にアパートやマンションを退去すれば、過剰に支払った家賃の返金問題は起こりません。しかし、事情によっては月の上旬や中旬に引越しをするケースもあるでしょう。その場合、すでに払った家賃が返金されるのかは気になるポイントです。 賃貸借契約を確認し、返金の有無が書かれているかまず確認しましょう。「退去時に家賃を日割り計算してから返金する」と書かれていれば、過剰に払い込んだ家賃は返金されます。 返金される家賃の日割り計算方法は、賃貸借契約に書かれている計算方法で算出されます。計算方法は、実日数割や30日割、31日割の3種類。どの算出方法が使われて返金されるのかもチェックしてみてください。 月半ばの退去でも日割りで返金をせずに、原状回復費用やクリーニング代に充てる貸主もいます。その場合は賃貸借契約に「返金する日割り家賃を、原状回復費用などに充てる」などと書かれているはず。書かれていなければ返金を請求できますので、相談してみましょう。 退去時には敷金なども含めて清算が行われ、原状回復やクリーニングにかかった費用を差し引いて返金が行われます。返金のタイミングについては賃貸借契約書に記載されているため、内容を確認の上で振り込まれているかチェックしましょう。借主は退去時にかかった原状回復費用やクリーニング代の見積もりなどの根拠を尋ねる権利を持っています。想定していたよりも返金額が少ないといった場合にはまずは確認し、納得がいかない場合は国民生活センターなどに相談するとよいでしょう。 まとめ 「日割り家賃」は、新しいアパートやマンションへ引っ越すときにかかる初期費用のひとつです。日割り家賃の計算方法は、実日数割と30日割り、31日割りの3つ。「家賃÷月の日数×入居日数」で日割り家賃を求められるため、初期費用を計算したい際には確認してみましょう。 日割り家賃を低価格に抑えるには、「月末・月初に入居する」「貸主と交渉する」「フリーレント物件を選ぶ」といった方法があります。「引越しの初期費用をできるだけ低価格に抑えたい」と考える方は、日割り家賃を節約・カットする方法も念頭に置いて物件探しをしてみてください。 とはいえ、日割り家賃も貸主にとっては大切な収入の一部。値引きなどの交渉をする際には自分本位に行わず、誠実な態度で臨みましょう。この人なら貸しても安心だと思ってもらえることが、交渉だけではなく、この先暮らすにあたっても重要なことです。 物件をお探しの方はこちら 監修者名 テクトピア編集部 プロフィール テクトピアは、賃貸マンション・アパート建設で地元から厚い信頼を得る株式会社クラストの不動産賃貸課です。RC造を主体とした堅牢で耐震・耐火性に優れた建物を提供し、デジタロックなどの先進設備で安心・快適な暮らしを実現。首都圏・東海・関西エリアに3万件超の管理物件と約20店舗を展開し、24時間体制で入居者をサポートしています。 有資格者が在籍するテクトピア編集部が、不動産実務で培った知見をもとに本コラムを監修しています。 資格一覧 宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、賃貸住宅メンテナンス主任者、少額短期保険募集人、土地活用プランナー 監修者情報はこちら あわせて読みたい 新着記事 お部屋探しの人気記事 引越し~入居の人気記事 暮らしのコツの人気記事 エリアから探す 駅・路線から探す テーマから探す 建物一覧 一覧へ戻る
-
2023年5月31日賃貸保証会社(家賃保証会社)とは何?仕組みやメリット・デメリットについて解説!
目次 賃貸保証会社(家賃保証会社)って? 保証内容 賃貸保証料の相場 賃貸保証会社(家賃保証会社)を利用するメリット 連帯保証人を立てずに済む 入居審査に通りやすくなる 敷金が減るケースがある 賃貸保証会社(家賃保証会社)を利用するデメリット 金銭的な負担が増える 家賃の滞納に注意! 審査項目について 審査の種類について 審査にかかる日数 賃貸保証会社(家賃保証会社)を利用する場合 不動産会社から利用を求められる場合 連帯保証人を立てない場合 賃貸保証会社(家賃保証会社)を利用しなくてもよい場合 家賃保証契約時には更新料に注意 まとめ 賃貸保証会社(家賃保証会社)って? ここ近年、賃貸住宅を借りる際に連帯保証人が不要な代わりに賃貸保証会社との契約を求める物件が増加しています。賃貸保証会社も入居者の連帯保証人のような存在。何かしらの理由で家賃などの費用を支払えなくなった時に、立て替えて支払いを行うことで不動産会社や大家さんに対して確実に家賃が支払われることを保証する会社です。 賃貸保証会社と契約する際には、入居者は家賃のほかに一定額の保証料を賃貸保証会社に支払う必要があります。賃貸保証会社と契約したくない、「保証料を入居者が支払うのはおかしいのでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、賃貸保証会社による家賃保証は入居者にもメリットがあります。 連帯保証人は家賃を払えなかった場合に入居者の肩代わりをするため、親族など頼める人は限られてくるでしょう。連帯保証人になってくれる人がいなければ、そもそも家が借りられないという事態も起こってしまいます。賃貸保証会社と契約することで、連帯保証人がいなくても家を借りられる可能性が広がり、大家さんや不動産会社としても家賃が滞納されるリスクを減らすことができるのです。 ただし、借りる物件によっては賃貸保証会社だけではなく同時に保証人を立てなくてはならない場合もあります。保証会社によって保証料や支払い頻度、契約期間も異なるため、事前に確認しておくとよいでしょう。 保証内容 賃貸保証会社の主な保証内容は以下のとおり。入居者が滞納した家賃を立て替えるのはもちろん、下記のような内容も保証している賃貸保証会社が主流となっています。 【具体的な保証内容】 ・毎月かかる費用家賃/共益費/管理費 ・一時的にかかる費用更新料/原状回復費用、鍵交換の費用など退去時にかかる費用 ・入居者が違反した際の費用違約金/家賃が遅延した際にかかる損害金 ・法的手続きにかかる費用裁判費用(訴訟費用など) 連帯保証人とは異なり、保証会社は金銭面以外での保証は行いません。 賃貸保証料の相場 賃貸保証会社を利用する際にかかる保証料の相場は、初年度は家賃の0.5~1ヵ月分かかるのが一般的。家賃が7万円の場合、保証料は3万5000円~7万円、家賃が8万円の場合には保証料は4~8万円と考えておくとよいでしょう。 2年目以降は更新料として、おおむね年1~2万円程度の支払いになります。初年度に比べると金額は下がるのが通常ですが、支払い遅滞などのトラブルを起こしてしまうと信頼度が下がり、更新料も高くなってしまう可能性があります。 賃貸保証会社(家賃保証会社)を利用するメリット 連帯保証人を立てずに済む 連帯保証人を引き受けてくれる人を探すのは、簡単ではありません。家賃を滞納した時に責任が生じるため、連帯保証人になるのを断られるケースもあるでしょう。賃貸保証会社と契約すれば連帯保証人を探す必要がなくなり、家を借りやすくなります。ただし、物件によっては連帯保証人と賃貸保証会社どちらも必要になる場合もあるため注意しましょう。 入居審査に通りやすくなる 事情があって連帯保証人を立てられない場合や、収入が少ない・安定しないといった場合でも、保証会社と契約すれば入居審査に落ちることが少なくなります。賃貸保証会社の存在により、貸主側も安心して物件を貸すことができるのです。 敷金が減るケースがある 敷金とは入居時に支払う費用で、主に家賃の未払いや原状回復の際の費用として充てられます。賃貸保証会社によっては、家賃の滞りや原状回復費用を保障の範囲に含めていることも。そういった場合はあらかじめ敷金として支払っておく費用が減る、もしくは支払う必要がなくなるため、初期費用の負担を軽減できます。 賃貸保証会社(家賃保証会社)を利用するデメリット 金銭的な負担が増える 賃貸保証会社との契約時には家賃の0.5~1ヵ月分の保証料(初年度)が、1~2年ごとに契約の更新料がかかります。連帯保証人の場合は費用負担がないため、賃貸保証会社と契約する場合のみ増えてしまう費用となります。保証料・更新料は賃貸保証会社によって異なりますので、契約内容は事前によく確認するようにしましょう。 家賃の滞納に注意! 賃貸保証会社はあくまで家賃などを立て替えてくれるだけですので、家賃を滞納すれば賃貸保証会社からの督促があります。督促を無視するなどの不誠実な対応で滞納状態を続けてしまえば、信用情報に傷がつきブラックリストへ入れられたり、訴訟されてしまったりという可能性も。そういったトラブルがあった場合、契約更新できなくなってしまい、住む家を失ってしまう恐れもあります。 審査項目について 賃貸保証会社を利用する場合には、保証を受けるための審査を通過する必要があります。スムーズに審査をクリアするため、審査項目について事前にチェックしておきましょう。 審査の内容や通りやすさは保証会社によってさまざまですが、大まかな流れは同じ。ここでは、審査の種類と審査にかかる日数について解説していきます。 審査の種類について 賃貸保証会社の審査では、「書類審査」と「物件賃料」に関する2種類の審査があります。 書類審査で必要な書類は以下のとおりです。 ・賃貸保証会社用の申込書・身分証明書(運転免許証、健康保険証など)・収入証明関連書類(源泉徴収票など)・在職証明書 保証会社は書類審査によって、年齢・収入・職種・勤続年数などから家賃の支払い能力をチェックし、過去の家賃滞納・延滞の履歴を含む信用情報も確認しています。 特に気をつけなくてはならないのが、過去の家賃滞納・延滞の履歴、クレジットカードやローンの延滞履歴などがあった場合。これらの信用情報に関しては、賃貸保証会社間で情報共有されている場合も少なくありません。過去に家賃滞納をしてブラックリストに載っている場合、賃貸保証会社の利用が初めてでも審査が通らないこともあります。 在職証明書が求められるのも、支払い能力や安定した収入があるかといった面の確認のためです。一般的に通りやすいといえるのは公務員や正社員で、アルバイトやフリーランスの場合には、収入の不安定さを指摘されることもあります。 書類審査とは別に、物件の賃料に応じた審査も。借りたい物件の家賃や初期費用に対して、支払い能力があるかどうかが判断されます。一般的に月収の手取り3割程度の金額が賃料の目安となっており、目安賃料を下回る金額の物件であれば審査に通る可能性は高くなるでしょう。 審査の基準やチェック項目は、保証会社によって異なっています。独自の基準や項目による審査をしている会社も少なくありません。審査基準が気になる方は問い合わせて確認してみましょう。 審査にかかる日数 審査にかかる日数は、一般的に3~7日程度。早い場合は1日で結果が出ることもあります。 審査の過程において、賃貸保証会社から入居の希望者へ本人確認の電話がかかってくることが多いため、審査期間中は電話に出られるように心がけてください。何度も電話に出なかった場合、確認が滞って審査に時間がかかってしまうかもしれません。 賃貸保証会社(家賃保証会社)を利用する場合 不動産会社から利用を求められる場合 賃貸保証会社を利用するかどうかは、基本的に貸主が決めるもの。利用が義務づけられている場合には、必ず利用しなくてはなりません。 近年、連帯保証人になってくれる人がいる場合であっても、賃貸保証会社の利用を必須とする物件が増えてきました。物件によっては、賃貸保証会社・連帯保証人のどちらも求めている場合もあります。また、入居希望者の年齢・収入・職業といった属性によって「賃貸保証会社の利用」「連帯保証人の選定」が求められることがあるかもしれませんので、心づもりをしておきましょう。 連帯保証人を立てない場合 親や親族に頼みたくない・責任を負わせたくないというケースや、高齢のため頼めないなどの事情があり連帯保証人を立てられない場合にも、賃貸保証会社を利用することになります。 連帯保証人を立てない・立てたくない場合は、連帯保証人を選定もしくは賃貸保証会社の利用を選べる物件を探してみましょう。 賃貸保証会社(家賃保証会社)を利用しなくてもよい場合 賃貸保証会社を利用しなくてもよいケースとしては以下の2つがあります。 ・賃貸保証会社の利用が必須とされていない場合・連帯保証人と賃貸保証会社の利用を選べる物件で、連帯保証人を立てる場合 上記のような場合には、無理に賃貸保証会社を利用する必要はありません。物件を探す際には、保証に関する契約内容もあわせて確認してみてください。 家賃保証契約時には更新料に注意 契約時に支払う初回保証料(初回保証委託料)とは別に、契約の更新時には更新料(保証委託契約更新料)が必要になります。賃貸保証会社と家賃保証の契約をする際には、更新についての内容も気をつけて見ておくようにしましょう。 特に更新のタイミングには注意が必要です。賃貸契約が通常2年に1度の更新であるのに対して、家賃保証は毎年更新の会社が多い傾向にあります(会社によって更新のタイミングは異なります)。 更新料の支払いを忘れると契約更新ができなくなることもあるため、更新のタイミングは必ず把握するようにしておきましょう。また更新タイミングは支払額にも影響します。例えば毎年更新で更新料が1万2000円の会社と、2年更新で更新料が2万円の会社の場合、2年以上住むのであれば後者のほうがお得になります。保証料の額面だけで判断してしまうと、このような失敗もありえます。 また、保証会社によっては更新料の金額に幅がある場合もあります。どういった条件で更新料が上下するのか、次の更新タイミングでの支払いがいくらになるのか確認しておかないと、予想外の出費になってしまうため注意が必要です。 そのほか、最初の保証料を高く設定する代わりに更新料をゼロにしている会社もあるので、最初にまとめて払ってしまえる場合はそういった保証会社を利用してみてもよいでしょう。 まとめ 賃貸保証会社は、連帯保証人を立てずに済む、入居審査に通りやすくなるといったメリットがあります。また退去時の原状回復費を保証してくれるケースもあり、敷金が不要になることも。 ただし、保証料・更新料の負担や家賃滞納時の信用情報への影響には注意しなければなりません。初年度の保証料は家賃0.5~1ヵ月分、以降は更新タイミングで更新料が必要です。家賃+保証料が収入に見合っているか確認してから契約するとよいでしょう。 物件を借りる際に必要な保証契約・内容は物件によって異なります。連帯保証人を立てることが難しいので賃貸保証会社を使おうと思っても、そもそも利用できない場合や、連帯保証人が求められてしまう場合も。借りたい物件が見つかったら、家賃保証に関しての内容を確認したり、わからない場合は不動産会社に問い合わせてみたりすることで、理想の物件探しやスムーズな入居がしやすくなるでしょう。 物件をお探しの方はこちら 監修者名 テクトピア編集部 プロフィール テクトピアは、賃貸マンション・アパート建設で地元から厚い信頼を得る株式会社クラストの不動産賃貸課です。RC造を主体とした堅牢で耐震・耐火性に優れた建物を提供し、デジタロックなどの先進設備で安心・快適な暮らしを実現。首都圏・東海・関西エリアに3万件超の管理物件と約20店舗を展開し、24時間体制で入居者をサポートしています。 有資格者が在籍するテクトピア編集部が、不動産実務で培った知見をもとに本コラムを監修しています。 資格一覧 宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、賃貸住宅メンテナンス主任者、少額短期保険募集人、土地活用プランナー 監修者情報はこちら あわせて読みたい 新着記事 お部屋探しの人気記事 引越し~入居の人気記事 暮らしのコツの人気記事 エリアから探す 駅・路線から探す テーマから探す 建物一覧 一覧へ戻る
-
2023年5月30日賃貸の初期費用で交渉できる項目はあるの?
目次 賃貸の初期費用で値下げ交渉できる項目とは? 仲介手数料 火災保険料 敷金・礼金 クリーニング・消毒代 鍵交換費用 初期費用を交渉する良いタイミング・悪いタイミング 交渉は賃貸契約を結ぶ前?後? 1年の内で交渉しやすいシーズンはある? 新築物件でも交渉はできる? 良いことだらけではない!?値下げ交渉の注意点 契約・引越しまでに時間がかかる 自分に対する信用が下がる 大家さん・不動産会社側の事情にも配慮する そもそもの初期費用や引越し費用を抑えるポイント 敷金・礼金が安い物件を選ぶ 仲介手数料が安い不動産会社にする 閑散期のシーズンに引越しをする 初期費用を分割払いにする 賃貸の初期費用で値下げ交渉できる項目とは? 賃貸契約にかかる初期費用の相場は大体家賃4~6ヶ月分とされています。大きな出費になるため、なるべく費用は抑えたいところ。実際に提示された初期費用が高いと感じた場合は値下げなどの交渉をすることは可能ですが、一言に初期費用といってもその内訳は細かい項目に分かれています。 初期費用の内訳項目としては以下が一例です。 ・仲介手数料・火災保険料・保証会社費用・敷金・礼金・管理費・共益費・前家賃・クリーニング・消毒代・鍵交換費用 上記の中で、値下げ交渉が可能な項目について詳しく解説していきます。 仲介手数料 仲介手数料とは、賃貸契約がスムーズに進むようサポートしてくれた不動産会社に支払う費用。仲介手数料は家賃の1ヶ月分(+税)を上限に不動産会社が自由に設定できるため、値下げ交渉しやすい項目です。 ただし仲介手数料は不動産会社の売上になる部分であるため、大幅な値下げは難しいでしょう。過度に値下げを要求すれば信頼を失ってしまい、場合によっては契約が進められなくなってしまう可能性も。元から仲介手数料なしの物件もあるため、費用を抑えたい場合はそういった物件に絞って探すのもありです。 火災保険料 火災などのいざという時の助けとなる火災保険。賃貸契約入居時の火災保険加入は原則任意とされていますが、賃貸契約と同時に保険加入をすすめられるケースがほとんどでしょう。 実際に火災が起きてしまった場合、その補償や賠償のすべてを負担することは現実的ではありません。そのため加入はしたほうがよいのですが、すすめられた保険会社と契約するのではなく、自分で保険会社を探すというのが費用を抑えるポイントになります。 必要な補償内容を不動産会社に確認の上、保険会社に見積もりをお願いしてみましょう。賃貸契約に合わせて保険も2年契約になることが多いですが、自分で探して契約すれば2年間で数千円ほど保険料を安くできる可能性があります。 敷金・礼金 敷金とは部屋を借りる際に、物件の大家さんに預けておく費用のこと。賃料の不払い時の担保や退去時の修繕費用に充てられるお金です。一方の礼金は大家さんへのお礼として支払う費用のこと。どちらも大家さんに対する支払いのため、直接または不動産会社を通じての大家さんと交渉とする形となります。 敷金は上記のように担保としての意味合いがあり、値下げ交渉をすれば大家さんのリスクが増すため、慎重に相談したほうがよいでしょう。 礼金はあくまでお礼の気持ちを表すもので、家が不足していた過去の慣習の名残です。敷金と違って支払った費用は戻ってこず、家が多い現代にそぐわない部分もあるため、値下げ交渉の余地があります。 前家賃 前家賃とは、翌月分の家賃を前払いする費用のこと。先々支払うべき費用ではあるため、生活していく上でのトータルでの負担金額は変わりませんが、値下げ交渉が叶えば初期費用の負担を軽くすることができます。 前家賃は基本的には翌月1ヶ月分の前払いになりますが、2ヶ月分を求められることもあるため、そういった際に1ヶ月分を上限に値下げ交渉をしてみるとよいでしょう。 一定期間無料で家を借りられる「フリーレント」という仕組みを活用して相談してみる方法もあります。フリーレントの期間後も一定期間住み続けることなどの条件は必要となりますが、前家賃をなしにすることが可能です。 前家賃と似たもので、月の半ばで入居する際に必要なのが日割り家賃。1ヶ月の家賃を日数で割って入居月の残日数分だけ先に支払うものですが、この日割り家賃分をフリーレントにしてもらって早めに入居するといった交渉も可能です。 前家賃を支払わない借り手は貸主から不信感を買う可能性があるため、その後の家賃支払いに遅れなどが起こらないようにしっかりと対応しましょう。 クリーニング・消毒代 初期費用の内訳の中に、クリーニング代や消毒代が含まれている場合があります。基本的には前入居者の退去時にクリーニングされているため、内覧時などに気にならなかった場合はクリーニング代や消毒代を割引や省いてもらえる可能性があります。 まずはその代金が必須なのかを確認し、任意で付けられるオプションなのであれば不要であることを伝えてみましょう。 ただし、クリーニング代や消毒代を設定しているのが大家さんや管理会社なのか、不動産会社なのかで交渉の難易度が変わる点は注意が必要。不動産会社が設定している場合は値下げできる可能性が高まります。 鍵交換費用 鍵の交換費用は、前入居者の時に使われていた鍵の交換にかかる費用のこと。この費用は任意なので、交換が不要なのであれば省くことができます。 ただし、当然ながらセキュリティ観点でのリスクを負うことになり、鍵を交換しなかったことで起こるトラブルには責任を持つ必要があります。鍵交換費用は初期費用を抑えられる項目のひとつではありますが、防犯の面から考えるとこの費用を省くことはあまりおすすめできません。 初期費用を交渉する良いタイミング・悪いタイミング 交渉は賃貸契約を結ぶ前?後? 賃貸契約を締結するということはその内容に納得して同意したということなので、その後に値下げ交渉をすることは難しいでしょう。そのため、交渉するタイミングとしては「契約を結ぶ前」が基本となります。 ただし、早すぎると「そもそも契約する意思があるのか」という不信感を抱かせてしまうため、入居の意思を明確に示しながら、具体的な見積もりを提示されたタイミングなどで交渉してみましょう。契約締結前であれば、割引などを条件に契約する意思を示すといった交渉もしやすくなります。 1年の内で交渉しやすいシーズンはある? 引越しの閑散期となる1月・6~8月・11月などは、値下げ交渉を受け入れてもらいやすくなります。閑散期は引越しする人が減り、大家さんや不動産会社は空き室をそのまま抱えてしまうリスクがあるため、引越し希望の方がいれば逃がしたくないというのが本音。 そのため、まずは入居してもらうことを優先し、ある程度の値下げ交渉があっても応じてくれる可能性が高まるのです。 新築物件でも交渉はできる? 新築物件であっても初期費用の値下げ交渉は可能です。しかし、難易度は非常に高いといえるでしょう。 そもそも新築物件は人気が高いため、複数の入居希望者がいることが想像できます。貸主からすると、提示している条件で契約をしてくれる入居希望者が他にいれば、値下げ交渉に応じる必要がないのです。 良いことだらけではない!?値下げ交渉の注意点 引越し時に経済的な障害となる初期費用の負担。値下げをしてくれれば安く引越しができることはもちろん、準備する資金が減って引越しのタイミングを早められるといったメリットもあります。そのため可能な限り値下げをしたい、と思うかもしれませんが、過度な値下げ交渉には当然デメリットもあります。 契約・引越しまでに時間がかかる 賃貸契約がスムーズに完了する場合は重要事項を説明してもらったのち契約の締結が完了となりますが、値下げ交渉をする場合、その条件のすり合わせや不動産会社・大家さんとのやりとりに時間がかかってしまいます。 なかなか折り合いがつかない場合は時間がかかるだけでなく、精神的に負担がかかってしまうことも。時間的に猶予がない場合は、あまり値下げ交渉にこだわりすぎないほうがよいでしょう。 自分に対する信用が下がる 不動産会社にとっては当初の条件通りに契約が進むことが一番。過度な値下げ交渉をしてくるお客さんがいた場合、契約締結まで時間がかかる・入居後もトラブルを起こしそう…と、「面倒なお客さん」なのではという疑いを持ってしまいます。 自分に対する信用が下がってしまえば、不動産会社が積極的に契約を進めてくれない・審査に落ちてしまうなど、そもそも引越し自体ができない状態になってしまうことも考えられます。 大家さん・不動産会社側の事情にも配慮する 初期費用や家賃は適当に決められているのではなく、周辺地域の家賃相場や大家さんの収入など、様々な前提をもとに決められています。 そういった事情に配慮せず、自分の利益にだけなるような値下げ交渉をしてくる借り手には、「この人には安心して家を貸せない」という思いを抱くであろうことは想像できるはず。あくまで大家さんが所有している家を借りる立場であることを忘れず、謙虚な姿勢を持って交渉をしましょう。 そもそもの初期費用や引越し費用を抑えるポイント 初期費用の値下げ交渉にはメリットもデメリットもあります。そもそも値下げ交渉をしなくても済むように、初期費用や引越し費用を抑えるためのポイントも押さえておきましょう。 敷金・礼金が安い物件を選ぶ 競合する物件が多くなかなか入居者が決まらないエリアや立地が良くない場合、敷金・礼金が安い物件やゼロになっている物件が存在することも。そういった物件を優先的に探せば、初期費用を抑えやすくなります。 ただし、敷金は貸す側からすると担保として預かりたい費用であることから、ゼロになっている場合は家賃設定などが高くなっている場合もあるので注意しましょう。 仲介手数料が安い不動産会社にする 仲介手数料の有無やその額は不動産会社が決めることができるため、自社の強みとして手数料を無料にして安く抑えているとアピールしている場合があります。 閑散期などの時期によっては、初期費用が安くなるようなキャンペーンを行う不動産会社もあるためチェックしてみましょう。 閑散期のシーズンに引越しをする 引越しが少ない閑散期は値下げ交渉をしやすいだけでなく、そもそもの引越しにかかる費用を安く抑えることが可能。特に引越し代については、閑散期は繁忙期の半額くらいまで価格が下がっている場合もあります。 初期費用を分割払いにする 初期費用で一度に費用がかかることが厳しい場合は、分割払いにして負担を分散するという方法もあります。物件を探す際にクレジットカードでの分割払いに対応しているかどうかを確認してみましょう。実際に分割払いをする時には、クレジットの限度額や手数料がいくらかかるかなどを確認しておきましょう。 場合によってはカード払いにすることで連帯保証人が不要になることもあります。他にもカードによってはポイントが溜まるといったメリットも。ただし支払いが滞ると問題ですので、計画的に利用しましょう。 物件をお探しの方はこちら 監修者名 テクトピア編集部 プロフィール テクトピアは、賃貸マンション・アパート建設で地元から厚い信頼を得る株式会社クラストの不動産賃貸課です。RC造を主体とした堅牢で耐震・耐火性に優れた建物を提供し、デジタロックなどの先進設備で安心・快適な暮らしを実現。首都圏・東海・関西エリアに3万件超の管理物件と約20店舗を展開し、24時間体制で入居者をサポートしています。 有資格者が在籍するテクトピア編集部が、不動産実務で培った知見をもとに本コラムを監修しています。 資格一覧 宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、賃貸住宅メンテナンス主任者、少額短期保険募集人、土地活用プランナー 監修者情報はこちら あわせて読みたい 新着記事 お部屋探しの人気記事 引越し~入居の人気記事 暮らしのコツの人気記事 エリアから探す 駅・路線から探す テーマから探す 建物一覧 一覧へ戻る
-
2023年5月30日賃貸契約をしたら初期費用はいつ払うの?
目次 賃貸契約で初期費用はいつ・いくら払えばいいの? 賃貸契約から入居までの流れを紹介!初期費用はこの中でいつ払う? 物件の内見 入居申し込み・審査 重要事項説明・賃貸契約締結 初期費用の支払い 鍵の受け取り・入居 賃貸契約の初期費用ってなぜ必要?初期費用の内訳まとめ 敷金 礼金 日割り家賃 前家賃 仲介手数料 鍵交換費用 火災保険料 保証会社費用(保証会社利用料) 管理費・共益費 少しでも安く!初期費用を抑えるための5つのポイント 敷金・礼金が安い物件を見つける フリーレント物件を選ぶ 仲介手数料が安い不動産会社を選ぶ 引越しするタイミングを閑散期にあわせる 入居日を月初にする 賃貸契約で初期費用はいつ・いくら払えばいいの? 引越しが決まると新しい生活にワクワクする一方、お金の不安も感じ始めますよね。引越し代や家具の買い揃えはもちろんですが、賃貸契約にかかわる初期費用もかなりの金額を占めます。 賃貸契約における初期費用とは入居までに支払うまとまった諸費用のことで、敷金や礼金、前家賃、仲介手数料、鍵の交換費用など、さまざまな項目を含みます。 物件や地域によって違いはありますが、初期費用の相場は家賃の4~6ヶ月分。家賃6万円の物件であれば24~36万円はかかる計算です。 初期費用の支払いのタイミングに明確な決まりはなく、不動産会社によって異なります。多くの場合は入居の審査通過後1~2週間以内、あるいは契約当日に支払いを求められるようです。 入居前から大きな負担で苦しいところではありますが、正当な理由なく支払いが遅延すると信用問題にかかわるので支払い期限は必ず守りましょう。 賃貸契約から入居までの流れを紹介!初期費用はこの中でいつ払う? ネットやアプリで良さそうな物件を見つけたら、入居までどんなステップが必要なのでしょうか。内見から申込、審査や契約締結など、鍵を受け取るまでの流れを解説します。 物件の内見 インターネットや不動産会社で気に入った物件を見つけたら、実際のお部屋を内見させてもらいましょう。 広さや日当たりなどのお部屋の中はもちろん、エントランスやゴミ置き場など建物全体の設備、周辺の環境や雰囲気もあわせてチェックしておくのがポイントです。 入居申し込み・審査 内見後に入居の意思が決まったら申し込みをして、その内容をもとに入居審査を受けることになります。 借主の人柄、家賃の支払い能力に問題がないか、連帯保証人が必要な場合は連帯保証人の収入などについて審査されます。 審査は数日~1週間程度で完了しますが、書類に不備があると余計な時間がかかってしまうため提出前にしっかり確認しましょう。 重要事項説明・賃貸契約締結 無事に審査を通過したら、不動産会社にて重要事項説明を受けます。 契約前の最終確認として物件の設備や契約条件などが改めて説明されるので、不明な点や思い違いがないようにしっかり確認しましょう。内容に問題がなければ賃貸契約を結び、初期費用を支払います。 なお、物件や不動産会社によっては手付金として契約前に入金を求められることもありますが、その場合は万が一キャンセルした際に返金してもらえるのか必ず確認しておきましょう。 初期費用の支払い 初期費用の支払いは銀行振込か現金持参が一般的ですが、最近ではクレジットカードやQRコード決済が利用できる不動産会社もあります。 初期費用の支払期限は入居審査から約1~2週間後に設定されるケースが多く、短期間での支払いとなりますので、余裕を持って事前に資金を準備しておきましょう。 銀行振込では営業時間の関係で翌日の扱いになったり、ATMでの引き出しやクレジットカード払いでは利用限度額をオーバーしたりと、意外なところで足止めされないよう要注意です。 万が一、支払いが間に合わないことが判明したら早めに不動産会社に連絡しましょう。正当な理由であれば数日程度融通を利かせてくれることもあります。 無断で支払いが遅延すると信用問題にかかわりますし、最悪の場合は契約取り消しや違約金を請求されかねないので絶対にやめましょう。 クレジットカード払いであれば実際の引き落としは翌月以降になることが多いため、資金準備にも少し気持ちの余裕ができるかもしれません。不動産会社によっては分割払いに対応している場合もあるので、急に引越しが決まったなど大きな金額をすぐ用意するのに不安がある人は、そういった物件を選ぶのもひとつの手です。 ただし、分割払いには手数料が発生するためトータルの支払金額は増えてしまいます。分割回数を少なくしたりカード会社の無利息キャンペーンのタイミングを狙ったりするなど、できるだけ手数料を抑える工夫をしてみましょう。 鍵の受け取り・入居 初期費用の支払いが完了すれば、いよいよ鍵を受け取り入居となります。事前に受け渡し場所や必要な持参物を確認しておきましょう。 入居後は家具を搬入する前に部屋の傷や汚れなど現況確認を忘れずに。気になる部分は撮影やメモをして不動産会社に伝えておくと退去時のトラブルを防げます。 賃貸契約の初期費用ってなぜ必要?初期費用の内訳まとめ 数十万円単位でかかる賃貸契約の初期費用ですが、そもそも何にお金を払う必要があるのでしょうか。 敷金 初期費用の代表的なものに敷金があります。相場は家賃の1~2ヶ月分。敷金は家賃滞納時の担保や退去時の修繕費用として預けるお金なので、使われなかった差額分は原則退去時に返還してもらえます。 西日本エリアでは、保証金や敷引き(しきびき)という地域独特の商慣習が残っていることも。地域をまたぐ引越しの際はよく理解しておきましょう。 保証金は敷金と同じ意味合いですが、敷引きは敷金の一部を返金しないという特約です。実際の修繕費用にかかわらず敷引きの金額分は返金されません。 礼金 敷金と並んでよく聞かれるのが礼金です。相場はこちらも家賃の1~2ヶ月分ですが地域差があり、関東より関西のほうが高くなる傾向にあります。 礼金は文字通り貸主に対するお礼という位置づけなので、退去時も返還はされません。 日割り家賃 入居日が月の途中になる場合、日割り計算でその月の分の家賃が請求されます。 たとえば家賃6万円の物件に3月20日に入居するとしたら、6万円÷31日×12日分=約2万3225円となります。なお、日割り家賃は管理費・共益費や駐車場代などを含む総家賃で計算されます。 前家賃 入居当月の日割り家賃だけでなく、翌月分の家賃も初期費用に含まれます。先ほどの例のように3月20日に入居する場合、4月分の家賃を先に支払うイメージです。初期費用としては大きな負担ではありますが、本来払う家賃を前もって払うだけなのでトータルの負担額に差はありません。 仲介手数料 物件の紹介や手続きなど、ここまで大家さんとの間に立ってくれた不動産会社への報酬として仲介手数料も必要です。 法律上の上限は家賃1ヶ月分+消費税と定められていますが、最近では家賃半月分や仲介手数料なしを謳う不動産会社も増えています。 不動産会社によっては仲介手数料の他に契約事務手数料や、書類作成代が発生する場合もあります。 鍵交換費用 通常の鍵であれば交換費用はおおむね1~2万円ですが、ディンプルキーなど防犯性の高いものはもう少し高くなります。貸主が負担してくれることもあったり、新築であれば必要がなかったりと、物件によってはかからないこともある費用です。 鍵の交換が希望制のケースもありますが、防犯面を考えるとこの費用は削らないほうが安心でしょう。 火災保険料 ほとんどの物件で火災保険の加入が義務付けられています。単身かファミリーかにもよりますが、平均的な保険料は2年間の契約で1.5~2.5万円程度です。 不動産会社に案内された保険ではなく自分で選んだ保険でもOKな場合もありますので、保険料を抑えたい人は確認してみるのもおすすめです。 保証会社費用(保証会社利用料) 家賃を滞納してしまった場合、一時的に支払いを立て替えてくれるのが保証会社です。 賃貸契約というと以前までは連帯保証人をたてるのが主流でしたが、最近ではこの保証会社との契約が必須という物件が増えています。 保証料は月額で支払う場合もありますが、多くは年間契約で初期費用に含まれます。金額としては家賃の0.5~1ヶ月分が一般的で、家賃滞納などのトラブルがなくても基本的に返還などはされません。 基本的に貸主や不動産会社が提携する保証会社との契約になるため、火災保険と違って自分で選ぶことは難しいでしょう。 管理費・共益費 物件によっては家賃以外に管理費・共益費が設定されている場合があります。これはエントランスやごみ置き場など、建物共用部の維持管理などのために使われる費用です。こちらも先述の日割り家賃や翌月分家賃と同様に計算され、初期費用に含まれるケースが一般的です。 代表的な項目は以上ですが、この他にも不動産会社や物件によっては24時間安心サポートや清掃費、害虫駆除費用などが追加されることもあります。いずれの項目も内容をきちんと理解して、本当に必要なものなのか検討するようにしましょう。 少しでも安く!初期費用を抑えるための5つのポイント 入居前から家賃の5~6ヶ月分もの金額が必要とされる初期費用。できれば少しでも安く抑えて、今後の家賃や家具などの購入資金の足しにしたいものですよね。そんな人に覚えておいてほしいポイントを5つ解説します。 敷金・礼金が安い物件を見つける 立地が良くない、あるいは競合が多い物件などでは、入居者を呼び込むため敷金や礼金が相場より低く設定されていることがあります。 さらに最近では敷金礼金なしの物件も増えています。そのぶん家賃に上乗せされていたり、退去時にクリーニング代を請求されたりするケースもあるため、ゼロの理由は必ず確認しておきましょう。 フリーレント物件を選ぶ フリーレントとは入居後の家賃を一定期間無料にする契約形態で、期間は0.5~3ヶ月程度が多いようです。日割り家賃分あるいは前家賃分が無料になるため、そのぶん初期費用が抑えられます。 一方で管理費・共益費の支払いが必要であったり、短期間での退去に違約金が設定されていたりと、条件はさまざまなので注意が必要です。 仲介手数料が安い不動産会社を選ぶ 不動産会社や物件によっては仲介手数料がなかったり、学生やリピーター向けに割引サービスを実施していたりします。 もちろん好みの物件があるかが一番重要ですが、内見を申し込む前に不動産会社のホームページもチェックしてみるのがおすすめです。 引越しするタイミングを閑散期にあわせる 引越しを急がないのであれば閑散期を狙いましょう。新生活シーズンの狭間になる夏や10月から年末にかけては貸主側も入居してもらいたいため、家賃や敷金礼金の値下げ交渉が通りやすい傾向にあります。即入居などを交渉材料に相談してみましょう。 ただし大幅な減額ではなく、控えめにあくまでお願いベースで交渉するのがポイントです。 入居日を月初にする こちらも引越し時期に融通が利く場合ですが、入居日を月初にすることで前家賃分の初期費用を抑えられるケースもあります。 日割り家賃をまるまる1ヶ月分払うことになるので、代わりに翌月分の前家賃を入居月の月末まで待ってもらえないか不動産会社に相談してみましょう。 物件をお探しの方はこちら 監修者名 テクトピア編集部 プロフィール テクトピアは、賃貸マンション・アパート建設で地元から厚い信頼を得る株式会社クラストの不動産賃貸課です。RC造を主体とした堅牢で耐震・耐火性に優れた建物を提供し、デジタロックなどの先進設備で安心・快適な暮らしを実現。首都圏・東海・関西エリアに3万件超の管理物件と約20店舗を展開し、24時間体制で入居者をサポートしています。 有資格者が在籍するテクトピア編集部が、不動産実務で培った知見をもとに本コラムを監修しています。 資格一覧 宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、賃貸住宅メンテナンス主任者、少額短期保険募集人、土地活用プランナー 監修者情報はこちら あわせて読みたい 新着記事 お部屋探しの人気記事 引越し~入居の人気記事 暮らしのコツの人気記事 エリアから探す 駅・路線から探す テーマから探す 建物一覧 一覧へ戻る
-
2023年5月25日賃貸でも自分の部屋にオートロックを後付けできる?
目次 賃貸の鍵、後付けでオートロックにできる? 賃貸で後付けオートロックにする方法 賃貸を後付けオートロックに変更する際の注意点 賃貸の後付けオートロックは「スマートロック」で叶えよう スマートロックとは? スマートロックで後付けオートロックにするメリット スマートロックの解錠方法 オートロックだけじゃない!スマートロックならではの機能 賃貸の鍵、後付けでオートロックにできる? 「賃貸だから鍵を変えるのは難しい?」と思われるかもしれませんが、実は後付けで玄関のドアをオートロックにすることができます。この記事では賃貸の鍵を後付けでオートロックにする具体的な方法と注意点を紹介します。 賃貸で後付けオートロックにする方法 賃貸の鍵を自分でオートロックにするには次のような方法があります。 両面テープや粘着テープでオートロック装置を取り付ける方法 鍵の上から両面テープや粘着テープでオートロック装置を取り付ける方法です。テープでの固定は自分で行えるので工事が要らず、テープを剥がせば簡単に元に戻せます。 オートロック製品とセットになっているテープは粘着力が強いので、すぐに外れてしまうということもありません。ただし、取り外すときにテープ跡が残ってしまうことがありますので、退去時などはご注意ください。 シリンダーごとオートロックに交換する方法 今ある鍵を外して、シリンダーごとオートロックに交換する方法もあります。シリンダー錠を外した穴にオートロックの装置を取り付ける形です。退去時に元のシリンダーへ交換すれば簡単に原状回復できます。 ただし、シリンダーを内蔵したオートロックに交換しようとしても、玄関ドアの特徴によっては設置できないことがあります。ドアの厚さが厚すぎたり・薄すぎたりする場合や飾り枠がついている玄関ドアは、オートロックの機器が設置できるかあらかじめ確認したほうがよいでしょう。 今ある玄関錠をカスタマイズする方法 今ある鍵を利用してオートロックにするパターンもあります。鍵を差し込むシリンダーにオートロックの装置を取り付けて、機械で鍵を操作します。 大手メーカーのシリンダーであれば対応する装置が見つかるでしょう。工事が不要の場合もあり、自分でオートロックにする手軽な方法のひとつです。 今ある玄関錠を使ってオートロックにできるかどうかは、鍵のメーカーや品番を調べてから製品カタログやホームページなどで確認するのがよいでしょう。 賃貸を後付けオートロックに変更する際の注意点 オートロックの装置を後付けしてもよいか、管理会社や大家さんにあらかじめ確認が必要です。防犯面の不安を伝えれば、管理会社や大家さんが鍵の交換をしてくれるケースもあります。 テープで取り付ける簡単なものでも、相談しておくのが無難。退去時の原状回復の際に、装置を外した跡などでトラブルになるのを避けるためです。 オートロックを後付けする際には、ドアや壁に穴を開けたり傷つけたりしないよう十分注意しましょう。退去時に修繕費を求められる原因になってしまいます。 オートロック装置を設置してからも、装置本体の電池残量やオートロックを操作するスマートフォンなどのバッテリー残量をまめにチェックするようにしましょう。どちらかが電池切れになると解錠できなくなることも。そんなときは従来の鍵で開けられるので、物理的な鍵も持ち歩くようにすると安心です。 便利なオートロックですが、スマートフォンや鍵を持たずに外に出てしまって閉め出されてしまうこともあります。スマートフォンを常に持ち歩いたり、解錠できる手段をいくつか用意しておいたりといった対策をあらかじめとっておきましょう。 賃貸の後付けオートロックは「スマートロック」で叶えよう スマートロックとは? スマートロックとは、スマートフォンやその他の機器で解錠や施錠の操作ができる装置のこと。玄関の鍵に取り付けた電子錠でドアの内側にあるサムターンを回すことで鍵を開け閉めできます。 電子錠はスマートキー等を使った遠隔操作が可能。スマートフォンやICカード、リモコンなどの機器が鍵のような機能を持ち、位置情報やBluetoothなどを活用してハンズフリーで鍵を開け閉めやオートロックできたりします。 オートロック機能があれば鍵をかけ忘れることもなく、スマートフォンのアプリなどから施錠や解錠の履歴をチェックできるのも魅力です。 スマートロックで後付けオートロックにするメリット スマートロックを導入するメリットのひとつは、従来の鍵を持ち歩く必要がないこと。鍵を開け閉めするときに鍵穴に鍵を差し込む必要がなく、スマートフォンを操作したり暗証番号を入力したりすればOK。ドアに近づくだけで鍵が開くようにすることもできます。リモート操作機能がついていればその場にいなくても遠隔で鍵を開けられるので、わざわざ合鍵をつくる必要もなくなります。 スマートロックの機種によっては一時的に解錠・施錠できる権限を友人や親族に渡すこともでき、自分が外出していても自宅に人を招くことも可能。鍵の設定変更も簡単にできるので、定期的に変えることで防犯も強化できます。 多くのスマートロックはオートロック機能を備えており、自動で施錠してくれるため、鍵を閉め忘れることがなくなり、外出先で不安になることもありません。鍵の開閉履歴が残ったり解錠・施錠の操作がリアルタイムでわかったりと、自宅にいなくても誰がいつ出入りしているのかもわかるので、防犯に大いに役立ちます。 スマートロックが紐付けられたスマートフォンを紛失しても、IDとパスワードがあれば鍵の管理が可能なのも従来の鍵にはないメリット。別のスマートフォンにアプリをダウンロードするなどして、引き続き同じスマートロックを使用できます。 さらにスマートロックの専用アプリをアップデートすることで、買い替えることなく新しい機能を追加できるのもメリットのひとつです。 スマートロックの解錠方法 スマートロックの解錠方法は、「スマートフォンのアプリを起動するもの」「スマートフォンやその他のデバイスが近くにあれば自動で解錠するもの」「暗証番号を打ち込むもの」「ICカードをかざすもの」といった方法が主。最近では指紋や顔・静脈などの生体認証で解錠できるものもあります。 スマホアプリで解錠するスマートロック スマートロックの多くはスマートフォンのアプリで開閉可能となっています。専用のアプリをダウンロードして設定を行えば、Bluetoothなどを通じて鍵の情報を送信して開け閉めができるので従来の鍵を持ち歩く必要がありません。 スマートフォンやリモコンが近くにあれば自動で解錠するスマートロック 専用のリモコンや登録しているスマートフォン・スマートウォッチなどで、ドアに近づくだけで自動的に解錠してくれるスマートロックもあります。フリーハンドで解錠したいと考えるならこのタイプのスマートロックがおすすめです。 テンキーで暗証番号を打ち込んで解錠するスマートロック テンキーが備わっていて、暗証番号を入力して解錠するタイプのスマートロックもあります。スマートフォンなどの機器が不要なのが特徴で、暗証番号さえ共有すれば誰でも開閉可能なのが大きなメリットです。たくさんの人が利用するオフィスや事務所として使っている物件などへの設置に向いています。 ICカードで解錠するタイプ ICカードを登録してカードをかざして解錠するタイプのスマートロック。機種によっては「Suica」や「ICOCA」などの交通系ICカードが登録できるタイプも。スマートフォンを持っていない家族がいたり、ICカードを常に持ち歩いていたりするならこのタイプが使いやすいでしょう。 オートロックだけじゃない!スマートロックならではの機能 オートロック以外にもスマートロックならではの便利な機能がたくさんあります。スマートロックを選ぶときの参考にしてみてください。 電池残量を知らせる機能 スマートロック本体の電池が切れて動作しなくなるといったことを防げる機能です。スマートフォンの専用アプリで本体の電池残量がいつでも確認できたり、残量が少なくなると通知が来たりするなど、電池切れをあらかじめ避けることができます。 緊急解錠機能 火災が起きたときなどの緊急時に役立つのがスマートロックの緊急解錠機能。一定の室温を超えるとスマートロックが検知して自動で解錠してくれるため、避難時に手間取ることがなく安心です。 オートロック・タイマー機能 ドアが閉まってからオートロックするまでの時間を自由に設定できるタイマー機能がついたスマートロックも。宅配の受け取りなどちょっとした用事で少しだけ外に出たときの「閉め出され」を防ぐことができ、なおかつオートロックも利用できる便利な機能です。 スマートスピーカーとの連携機能 スマートスピーカーとスマートロックを連動させて、室内で呼びかければ遠隔で開け閉めをすることができます。 合鍵シェアの機能 複数人で鍵の開け閉めができるだけでなく、権限に応じて鍵を開け閉めできるタイミングや期間を設定できる機種も。自身が不在の際に一時的に出入りしてもらう必要があるときに鍵の手渡しなどが不要になります。シェアした鍵は許可していない期間や時間には使えないためセキュリティ面も安心です。 物件をお探しの方はこちら 監修者名 テクトピア編集部 プロフィール テクトピアは、賃貸マンション・アパート建設で地元から厚い信頼を得る株式会社クラストの不動産賃貸課です。RC造を主体とした堅牢で耐震・耐火性に優れた建物を提供し、デジタロックなどの先進設備で安心・快適な暮らしを実現。首都圏・東海・関西エリアに3万件超の管理物件と約20店舗を展開し、24時間体制で入居者をサポートしています。 有資格者が在籍するテクトピア編集部が、不動産実務で培った知見をもとに本コラムを監修しています。 資格一覧 宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、賃貸住宅メンテナンス主任者、少額短期保険募集人、土地活用プランナー 監修者情報はこちら あわせて読みたい 新着記事 お部屋探しの人気記事 引越し~入居の人気記事 暮らしのコツの人気記事 エリアから探す 駅・路線から探す テーマから探す 建物一覧 一覧へ戻る
-
2023年1月17日賃貸物件の設備が故障した時の修理費用は誰が負担する?
目次 賃貸の設備が故障!修理費用は貸主と借主のどちらが負担? 初期設備とは 初期設備の故障に対する補償はある? 残置物とは 初期設備でも借主が修理費用を負担する可能性がある場合とは? 勝手に修理業者を手配した場合 不具合を放置して悪化してしまった場合 入居者(借主)の故意過失がある場合 賃貸物件の設備が故障してしまったら 賃貸の設備が故障!修理費用は貸主と借主のどちらが負担? 賃貸物件の設備故障の修理費用は基本的には大家さん(貸主)の負担になりますが、故障してしまった設備によっては貸主と借主どちらが負担するか変わる場合があります。 賃貸設備には大きく分けると2種類あり、それが「初期設備」と「残置物」です。 初期設備とは「最初から部屋などに取り付けられている設備」、残置物は「前の入居者が退去する際に残していった私物」のこと。初期設備であれば、基本的に貸主が修理費用を負担します。しかし、残置物の場合は借主が修理費用を負担することになります。 修理費用を負担するのがどちらなのかをはっきりさせておくためにも、入居時に設置されている設備が初期設備なのか残置物なのか事前に確認しておきましょう。 初期設備とは 初期設備は最初から部屋などに取り付けられている設備で、代表的なものはエアコン・給湯器・キッチン・ガスコンロなどがあります。それ以外に、お風呂やドアなども初期設備です。 初期設備は大家さん(貸主)が所有し、基本的な生活に必要な設備としてこれらがある前提で家賃を設定して賃貸借契約を結びます。そのため、初期設備に故障があれば修理費用を負担するのは貸主になります。 設備は雨風や湿気・温度変化・日照などによる品質の低下だけでなく、通常の方法で使い続けることでも摩滅・汚れ等の損耗が起こります。これらの経年劣化による初期設備の故障や修理は貸主負担になりますが、それ以外の破損などは借主の負担になる場合があるので注意が必要です。 また、同じ経年劣化でも、消耗品は借主の負担になることが一般的。消耗品とは電球や電池、襖障子、パッキンなどが該当しますが、何が消耗品扱いになっているのかは事前に確認しておいたほうがよいでしょう。 初期設備の故障に対する補償はある? 初期設備は日常生活を送る上で欠かせない設備であることがほとんど。それが故障などで使えないとなれば、生活に支障が出てしまいます。 例えば給湯器が使えずお風呂に入れないとなれば、銭湯を利用するといった負担も発生するでしょう。このような設備故障を原因とする負担に対して、貸主は補償してくれるのでしょうか? このような補償にあたる内容は民法に定められており、2020年4月1日より施行された改正民法で、設備が故障して使用できなかった場合には賃料の一部を減額することが義務化されました。 改正前は「減額を請求できる」という権利の記載であったため、改正によって入居者に対する補償が手厚くなった形です。 残置物とは 残置物とは「前の入居者が退去する際に残していった私物」のことです。 一見初期設備に思える照明やエアコン、ガスコンロなども、実は前の契約者が置いていったものということもあります。特にエアコンや給湯器などは初期設備なのか残置物なのかがわかりにくいため、しっかり把握しておきましょう。 初期設備の修理は貸主の負担ですが、残置物の撤去や修理費用などは借主の負担になるのが基本です。設備のどれが残置物にあたるのかは事前に説明を受けますが、契約書や重要事項説明書にも記載されているため、曖昧な場合はこれらの書面で確認ができます。 また、同じ残置物でも「無償貸与(貸与品)」か「無償譲渡」なのかによって扱い方に注意が必要。 無償貸与はあくまで貸しているだけなので、借主が勝手に捨てたり解約時に持っていくことはできません。しかし、無償譲渡の場合は貸主から借主が譲られた(もらった)形になるため、捨てたり持ち出したりすることも自由です。 初期設備でも借主が修理費用を負担する可能性がある場合とは? 勝手に修理業者を手配した場合 貸主に連絡せず勝手に判断をして修理をした場合、後から請求しても認められない場合があります。もし認められなければ、修理費用は借主負担になる恐れも。賃貸物件はあくまで貸主のものなので、故障を発見したらまずは必ず貸主に相談しましょう。 しかし、すぐに修理しないと困ってしまう場合や、緊急を要するものの、貸主と連絡が取れない…といった場合も考えられます。このような場合に困らないように、貸主と事前に話し合っておくことも大切。契約書に記載されている場合もありますので、しっかりと目を通しておきましょう。 改正前の民法では、どのような場合に自分で修理できるのかを定めた規定がありませんでした。ですが、2020年4月1日より施行された改正民法によって、修理費用が妥当であれば貸主に対して費用を事後請求できるようになっています。 とはいえ、自分で対応を進める場合には事前に管理会社などにその旨を連絡しておくようにしましょう。 不具合を放置して悪化してしまった場合 修理が必要であるにもかかわらず貸主や管理会社などに連絡せず放置した結果、故障状態が悪化してしまった場合、借主の負担で修理をしなければならないことがあります。 例えば雨漏りを放置した影響で室内にカビが発生したり床が傷んだりしてしまった場合は、その修繕費用も含めて借主負担となることがあるので注意しましょう。 また、放置をすることで自分以外にも被害が及んでしまう場合も。 特に注意なのはガス周りです。給湯器の故障などでお湯が出ない場合、放置しているとガス管の腐食が進行してまったり、ガスが漏れて一酸化炭素中毒などの事故につながる恐れがあります。 もしそうなってしまったら自分だけでなく周囲を巻き込んでしまう可能性があるため、物件や設備の不具合に気がついたら、早急に貸主や管理会社に連絡しましょう。 入居者(借主)の故意過失がある場合 入居者の故意・過失、つまり「わざと」や「うっかり」で設備を壊したり故障させてしまった場合は、入居者の負担となってしまいます。 わざとドアを壊した、壁に傷をつけたり穴を空けてしまった、うっかり窓ガラスを割ってしまったといった際はもちろん、結露を放置したことによる壁のシミやカビなども入居者の負担になる場合があります。 小さなお子さんがいる方は、床や壁の落書きなども要注意。 ペットを室内で飼っている場合、猫が柱で爪とぎをしたりクロスに爪の跡をつけたり、畳などに糞尿の臭いがついてしまう…といったペットによる傷や臭いも貸主の負担となります。 賃貸物件の設備が故障してしまったら 故障に気づいた際には、早急に貸主や管理会社に連絡することが一番です。すぐに連絡をしないと、借主である自分が修理代を負担することになってしまう可能性もあります。生活の不便をすぐに解消するためも、よほどの緊急性がない限り、まずは連絡して対応を相談するようにしましょう。 ※掲載の写真はすべてイメージです。 物件をお探しの方はこちら 監修者名 テクトピア編集部 プロフィール テクトピアは、賃貸マンション・アパート建設で地元から厚い信頼を得る株式会社クラストの不動産賃貸課です。RC造を主体とした堅牢で耐震・耐火性に優れた建物を提供し、デジタロックなどの先進設備で安心・快適な暮らしを実現。首都圏・東海・関西エリアに3万件超の管理物件と約20店舗を展開し、24時間体制で入居者をサポートしています。 有資格者が在籍するテクトピア編集部が、不動産実務で培った知見をもとに本コラムを監修しています。 資格一覧 宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、賃貸住宅メンテナンス主任者、少額短期保険募集人、土地活用プランナー 監修者情報はこちら あわせて読みたい 新着記事 お部屋探しの人気記事 引越し~入居の人気記事 暮らしのコツの人気記事 エリアから探す 駅・路線から探す テーマから探す 建物一覧 一覧へ戻る
-
2023年1月17日賃貸住宅の引っ越し時掃除のコツ
目次 引っ越し退去前に部屋の掃除はすべき? 退去時の原状回復はどこまですべき? 引っ越し前の掃除のコツ 引っ越し退去前に部屋の掃除はすべき? 賃貸物件には、宅地建物取引業法で定められた「原状回復義務」があります。原状回復義務とは、物件の退去時に入居前と遜色ない状態に物件を回復させる義務のこと。賃貸マンションやアパートの退去時は、落書きした壁や壊れた網戸などの修繕が必要な箇所を修繕する必要があるのです。 家は長年住んでいればいるほど部屋の汚れや傷が残りやすくなり、修繕・修理が必要になるもの。「退去のときには高額な原状回復費が掛かってしまうのでは…」と心配になる方もいるかもしれませんが、入居する時に敷金を払っている場合は、退去時の原状回復に必要な費用は敷金から支払われ、残額があった場合は返却されます。 ただし、原状回復に必要な費用が敷金の額以上となってしまった場合は追加で請求される可能性も。あまりにも汚れがひどい場合は清掃費が嵩み、追加料金が発生してしまうリスクも高まるため、できるだけ費用を抑えられるよう、退去前に可能な限り掃除をして自力での原状回復を心掛けることをおすすめします。特に「換気扇の油汚れ」「壁のシミや落書き:「水回りや床の汚れ」については自力で掃除することで業者によるハウスクリーニング代を抑えることができるでしょう。 基本的には退去時の原状回復は必須となりますが、なかには退去時の掃除は不要と契約書かれている場合がありますので、契約事項がどうなっているか確認するようにしましょう。 退去時の原状回復はどこまですべき? 賃貸物件の原状回復では、経年劣化以外の汚れや傷・シミなどについては入居前の状態に「回復」する必要があります。 経年劣化とは、日が当たることによる壁やクロスの色の変色、床やカーペットに家具や家電を設置したことでの跡残りや電気焼けなどの「住んでいるうちに故意では無く劣化した部分」を指します。こうした経年劣化による傷や汚れなどは借主の原状回復の対象とはならず、「貸主負担」となります。 一方、タバコによるヤニ汚れや掃除を怠ったことによるカビや汚れ、ペットによる傷やシミといった「故意によって生じた傷や汚れの部分」については借主が原状回復する義務が生じるため「借主負担」となります。 少しでも原状回復費を減らすため、退去前には以下のような場所をしっかり掃除するようにしましょう。 ・床 床に傷が出来てないか確認しましょう。フローリングは重い家具のタンスやベッドなどを置いたり運んだりした際に傷がつきやすくなります。お子さんがいるお家の場合は落書きがされていたりする場合もあるので、専用のクリーナーなどを使って除去しておきましょう。 ・窓 ガラスの拭き上げはもちろん、サッシの錆取りやカーテンレールの掃除など、普段のお掃除では行き届きづらい箇所まで丁寧に掃除しましょう。 ・壁 結露になっても換気やふき取りをせず部屋を長期間閉め切った状態にしていると、壁が黒ずんだりカビやシミができたりして貼り換えが必要となる場合があります。日頃からこまめな手入れをすることで拡大を最小限に抑えるよう心掛けましょう。 ・浴室 浴室は湿気が多いため、掃除せず放置しているとあっという間にカビが繁殖し、黒ずみや水垢がこびりつくことになります。窓があれば開け、換気をしっかりした状態で掃除をしましょう。届かないため普段はあまり掃除することがない上のほうにある換気扇や、目が行き届きにくい排水溝の奥、追い炊き式の浴槽の場合は循環口などについても、専用の掃除用品を活用して綺麗にするよう心掛けることで、原状回復に近づけます。 ・キッチン キッチンはで油はねや水垢などで汚れが溜まりやすい場所。特に換気扇は油や煤(すす)が溜まりやすい場所なので、退去前にはしっかりと掃除するようにしましょう。 ・トイレ トイレの掃除は、「見えない部分」まできっちり行うのが退去時のポイント。便座の裏側にこびりついた汚れや便器の後ろの方に溜まったホコリ、タンクの中なども確認し、可能な範囲で手入れをしましょう。 引っ越し前の掃除のコツ 原状回復に努めて敷金が少しでも多く戻ってくるようにするのはもちろんですが、同時におすすめしたいのが「不用品整理」。不要な物を売ったり撤去したりしたりすることで引越しの際に運ぶ荷物を減らし、引っ越し代やかかる労力を削減できます。 いわゆる「断捨離」は機会が無いとなかなか手を付けられないものですが、引越しというタイミングなら手を付けやすいでしょう。 不用品整理の中でも、大型家具や家電の処分は手間取るもの。処分するには地域ごとに決められた回収費用が掛かり、引き取りに来てもらうタイミングも調整しなければなりません。 以下のような方法を活用すれば、大型家具・家電を少しでも安く・効率的に処分することができるでしょう。 1.自宅まで宅配買取り業者に買取にきてもらう 自宅に買取りにきてもらうことで、送料無料で買い取ってもらうことができます。 2.ジモティーを使う 地域の無料広告掲示板サービス「ジモティー」で不用品などを必要な人に譲る告知を出し、見つかった相手に自宅に取りに来てもらうことができます。知らない方に家に来てもらうのは不安…という方も多いと思いますが、引越し前であればたとえ自宅を知られてもその後スグに転居するので、大きなリスクには繋がりづらいでしょう。 3.リサイクルショップで売る 大型家具や家電をリサイクルショップに売却するのも一手。運搬に車が必要となりますが、人気の物なら高値で売れる可能性もあるので、事前に電話などで相談したうえで持ち込むとよいでしょう。 4.メルカリで売る 自力で手軽にできる換金方法が「メルカリ」。写真を撮ってアプリに取り込む、商品の紹介文を書くといった手間は必要ですが、意外なものが意外な値段で売れることもあるため、処分してしまう前に試してみる価値はあります。 ※掲載の写真はすべてイメージです。 物件をお探しの方はこちら 監修者名 テクトピア編集部 プロフィール テクトピアは、賃貸マンション・アパート建設で地元から厚い信頼を得る株式会社クラストの不動産賃貸課です。RC造を主体とした堅牢で耐震・耐火性に優れた建物を提供し、デジタロックなどの先進設備で安心・快適な暮らしを実現。首都圏・東海・関西エリアに3万件超の管理物件と約20店舗を展開し、24時間体制で入居者をサポートしています。 有資格者が在籍するテクトピア編集部が、不動産実務で培った知見をもとに本コラムを監修しています。 資格一覧 宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、賃貸住宅メンテナンス主任者、少額短期保険募集人、土地活用プランナー 監修者情報はこちら あわせて読みたい 新着記事 お部屋探しの人気記事 引越し~入居の人気記事 暮らしのコツの人気記事 エリアから探す 駅・路線から探す テーマから探す 建物一覧 一覧へ戻る
-
2023年1月17日家賃の値上げがされやすいタイミングとは? 理由と大家さんとの交渉方法を解説
賃貸物件の家賃はずっと契約時の金額のままだと思っていませんか?実は大家さんの判断の元、公正な理由があれば家賃の値上げは可能です。この記事では家賃の値上げ理由や時期、値上げ反対交渉の方法などを解説します。家賃の値上げは誰にでも起こりうる問題なので、適切に対応するためにも交渉のポイントについて理解を深めておきましょう。 目次 家賃が値上げされる理由とは? 家賃が値上げされやすい時期 家賃の値上げについて大家さんと交渉はできる? 家賃の値上げ反対の交渉をする前の準備 周辺の物件相場を調べる 値上げ理由となる根拠やデータを開示してもらう 感情的にならず、落ち着いて交渉する 長く住みたいという意思を伝える 家賃の値上げ交渉が上手くいかなかった際の対処方法 記事まとめ 家賃が値上げされる理由とは? 家賃の値上げの理由には大家さんの賃貸収入UPを図るといった個人的な目的のもと行われることはなく、借地借家法に基づき行われます。借地借家法32条1項にて家賃値上げの条件として挙がっているる3つの条件は下記の通りです。 土地や建物の固定資産税等の租税や負担が増加した場合経済事情の変化に伴い物価が高騰した場合周辺の家賃相場と比べ家賃の差がある場合 賃貸住宅の家賃値上げは借地借家法で定められた理由がある場合、大家さんの判断で行われます。このほかにも、建物の修繕や改修費用にあてるために家賃値上げが認められたという事例もあります。 家賃の値上げといっても周辺の家賃相場や同じような間取りや設備の建物の家賃と比較して、適正な価格になるように値上げされるため、不当な値上げは認められません。周囲の同じような条件の物件相場と比較して明らかに高い金額が設定されていた場合には、借主が大家さんに対して家賃の値下げ交渉を持ちかけることもできます。 家賃が値上げされやすい時期 実は、家賃の値上げ時期には法的な決まりはなく、1週間前でも1ヵ月前でも提示することが可能。一般的に家賃が値上げされやすいのは、賃貸契約の更新の時が多いと言われています。 値上げは大家さんにとっても言い出しづらい話ですから、お互いの契約内容の見直しも兼ねた契約更新の際であれば、家賃の値上げの話を持ちかけやすいのでしょう。中には、契約更新の時に家賃の値上げの話が出たことで更新前に別物件へ引っ越ししてしまう借主もいるため、契約更新の時期を避ける場合もあります。 このように値上げ時期は決まりがなく、タイミングは大家さんによってさまざまです。 家賃の値上げについて大家さんと交渉はできる? 家賃の値上げを要求された場合、そのまま大家さんの要求を呑めればお互いに波風を立てることもありませんが、毎月の負担が増えるため、簡単に値上げを受け入れるのは難しいでしょう。家賃の値上げについて大家さんとの交渉の余地があるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。 実は、家賃の値上げの話が出たらすぐに応じなければならないわけではありません。家賃の値上げは大家さんと借主の双方の合意の元に行われるので、合意できないのであれば家賃の値上げに関して大家さんと交渉することが可能なのです。交渉次第では家賃の値上げ率を下げてもらったり、値上げに応じる代わりに次回の契約更新時の更新費用を無料にしてもらったりというように、借主側にもメリットがある方向にもっていけるでしょう。 家賃の値上げの話が出たら、値上げの拒否や別物件に引っ越すという選択肢が思い浮かぶかもしれませんが、大家さんと交渉すれば選択肢を広げられるのです。交渉の末にお互いの妥協点を見つけて双方同意ができればトラブルも発生せず、円満な関係のまま部屋を借り続けられるでしょう。 家賃の値上げ反対の交渉をする前の準備 ここからは家賃の値上げ反対の交渉をする前にどのような準備をするべきなのか、交渉前に必要な準備を4つのポイントに絞って紹介します。スムーズに交渉を進めるためにも重要なポイントとなっているので、是非参考にしてみてください。 周辺の物件相場を調べる 周辺の物件相場を調べれば、値上げ後の家賃が公正な金額であるか判断する材料になります。周辺物件の相場は不動産情報サイトを使うことで簡単に確認できます。お住まいの地域と同じ地域から、間取りや築年数・建物の設備など自分の住む賃貸物件と同じような条件の物件を比較してみてください。 もし周辺の物件相場と比較して、そのエリアの相場感や同じような条件の物件よりも高額な家賃が設定されていた場合には、値下げ交渉をする余地があるといえるでしょう。賃貸物件の相場の他に、物件の人気度によっても交渉がスムーズに進むかが左右される場合もあります。人気の物件であれば入居を希望する人が多く、仮に空き室になっても新しい入居者がすぐに入居するので、家賃の値上げに対して強気な対応をされるケースもあります。 値上げ理由となる根拠やデータを開示してもらう 家賃の値上げをする理由となる根拠やデータを開示してもらえれば、家賃の値上げが公正な理由かどうか判断できるでしょう。 家賃の値上げが固定資産税などの租税の増額が理由の場合には、実際に固定資産税が上がっているとわかるデータを見せてもらいましょう。家賃の値上げが公正な理由であれば、大家さんも根拠やデータを提示してくれるはず。そうでないのなら、交渉の余地があるということです。 感情的にならず、落ち着いて交渉する 交渉の際には、感情的にならずに落ち着いて交渉することも大切です。 家賃の値上げは借主にとっては決して喜ばしいことではないため、交渉時には感情的になってしまいがち。しかし、大家さんも生活を続けるためにやむを得ず家賃の値上げを提案しているので、お互いの意見を聞くためにも落ち着いて話し合いする冷静さが求められます。 落ち着いて交渉すればお互いの意見や事情も通りやすくなり、交渉もスムーズに進むでしょう。しっかりと話し合えれば、値上げ率を下げたり値上げの開始時期をずらしてもらうといった選択肢を広げることにもつながります。 長く住みたいという意思を伝える 借りている物件に不満が無い場合には、長く住みたい意思を伝えてみましょう。大家さんにとっても貸主に長く住んでもらえれば安定した賃貸収入が見込めるため、交渉がスムーズに進む可能性があります。 実際に家賃の値上げを機に新しい物件への引っ越しを考える借主は多く、仮に空室になった場合に新たな入居者を募集しても、入居してもらうまで時間がかかってしまいます。入居者が決まらない間は賃貸収入が得られないというデメリットがあるため、大家さんにとっても空き室になることは避けたいはず。そのため「長期間住み続けたい」という意思を伝える行為は値上げ反対の交渉の際に有効なカードになりえるのです。 家賃の値上げ交渉が上手くいかなかった際の対処方法 家賃の値上げ交渉が上手くいかないまま家賃の支払い時期が来てしまった場合には、値上げ前の家賃でいいので必ず支払いましょう。「家賃の値上げに応じない場合には退去しなければいけないのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、値上げ前の家賃を滞納せず払っていれば強制退去にはなりません。中には「値上げ前の家賃は受け取りに応じない」といった行動に出る大家さんもいますが、このような場合には「供託」という制度を利用しましょう。供託とは、国家機関である供託所に家賃を預けて家賃を払ったこととする制度。この供託を利用すれば、大家さんが家賃を受け取らなくても家賃不払いや滞納扱いにならず、賃貸契約が解除されるという心配もありません。大家さんと借主同士の話し合いで解決しなかった場合には、第三者に相談するのもおすすめ。各自治体の住宅相談窓口や消費生活相談窓口の法律に詳しい専門家に相談することで、適切なアドバイスや解決策が見つかるケースもあります。 それでも家賃の値上げに賛同できない場合には、契約が更新される前に新しい物件に引っ越しするという選択肢もあります。賃上げ反対交渉の際に調べておいた、同じような間取りや家賃、条件の物件をまとめておけば、物件探しの手間も省けるのでスムーズに引っ越しができるでしょう。 記事まとめ ここまで家賃の値上げ時期や、値上げの話が出た際の交渉方法を解説しました。家賃の値上げ時期は明確な決まりは設けられていませんが、一般的には契約更新の時期に値上げがされやすいと言われています。 家賃の値上げの話がでたら、大家さんの意見や事情を聞かずに拒否せず、正しい対応をすれば、大家さんと借主の双方で納得できる落としどころを見つけられるでしょう。大家さんとの交渉の際は、この記事で紹介したポイントを意識して交渉に臨んでください。 ※掲載の写真はすべてイメージです。 物件をお探しの方はこちら 監修者名 テクトピア編集部 プロフィール テクトピアは、賃貸マンション・アパート建設で地元から厚い信頼を得る株式会社クラストの不動産賃貸課です。RC造を主体とした堅牢で耐震・耐火性に優れた建物を提供し、デジタロックなどの先進設備で安心・快適な暮らしを実現。首都圏・東海・関西エリアに3万件超の管理物件と約20店舗を展開し、24時間体制で入居者をサポートしています。 有資格者が在籍するテクトピア編集部が、不動産実務で培った知見をもとに本コラムを監修しています。 資格一覧 宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、賃貸住宅メンテナンス主任者、少額短期保険募集人、土地活用プランナー 監修者情報はこちら あわせて読みたい 新着記事 お部屋探しの人気記事 引越し~入居の人気記事 暮らしのコツの人気記事 エリアから探す 駅・路線から探す テーマから探す 建物一覧 一覧へ戻る










